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日本ハムの大谷、荒れても白星=「あしたは打者で」-プロ野球

時事通信 9月21日(水)23時15分配信

 日本ハムの大谷が大一番に弱いという風評は、栗山監督も承知している。それでも、首位決戦の初戦の先発を託せる投手は他にいない。「あいつを信じるだけ」。8番投手で送り出した。

 「緊張していて、どうしても力が入った」と大谷。直球が操れず、一回1死から2者連続で四球を与えた。それでも内川を160キロで二ゴロ併殺に打ち取った。

 「投げている最中の記憶はあまりない」。冷静沈着とはいかず、五回無死一塁では細川がバントした打球を二塁へ悪送球。この後1点を失ったが、中村晃と内川を内野ゴロに仕留めて切り抜けた。

 結局、荒れたままでも8回1失点で終えたのはさすが。「自分の出せるものを全部置いてこようと思った」。チームを首位に押し上げた働きに、栗山監督は「勝ったという結果が全て」とまた信頼を深めた。

 22日も勝てば、今季初めて優勝マジックが点灯する。この日は二塁打を放っている大谷。打線にいればもちろん心強いが、登板翌日の打者出場は体への負担を考慮して「禁じ手」とされてきた。しかし、大谷は「あしたも出るつもりでいる」。次はバットで勝利に導こうと、監督の耳に届けとばかりに声を張った。

最終更新:9月21日(水)23時19分

時事通信