ここから本文です

誘拐ミステリーの傑作、初のテレビドラマ化! 長谷川博己主演

産経新聞 9月22日(木)13時0分配信

 原作者の法月(のりづき)綸太郎さんが絶賛する。

 「長谷川博己さんが(劇中の)探偵、法月綸太郎を演じるというのは作家冥利に尽きるというか、こんなに恵まれた配役はありません。『八重の桜』のひょうひょうとした知性派や『デート』のエキセントリックな文学青年のたたずまいが、作中探偵のイメージにピッタリ。シリアスとコミカルの両面をあわせ持つ俳優さんでないと、綸太郎の味は出せないでしょう」

 23日放送の金曜プレミアム「誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇」(後9・0、フジテレビ系)で、推理サスペンスに初主演する長谷川(39)とは撮影現場でも少し話をしたという。

 「“名探偵”というミステリアスな存在をどう表現するか。“第三者”である綸太郎が事件の当事者たちとどのように向き合っていくか。長谷川さんが芝居の中で絶えず考えている姿が印象的でした」

 法月さんは「共演陣の熱演と相まって、原作以上の法月綸太郎を見せてくれると思います」とすでに確信している。

 同作は1991年に発表された傑作誘拐ミステリーで、初のテレビドラマ化。「二の悲劇」「生首に聞いてみろ」など10作以上続く人気シリーズとなっている。

 小泉守プロデューサーは「数多くの文学賞も受賞されている法月さんのミステリー。法月作品に一度触れると、他のミステリー作品とは違った登場人物の奥深い設定とトリックの巧妙さに驚き、はまってしまう。『一の悲劇』は視聴者に分かりやすく楽しんでいただけると思い、映像化第1弾として選んだ。長谷川さんの代表作になる」と自信を見せる。

 原作者、プロデューサーから大きな信頼を受ける演技派の長谷川は「複雑な現代のトリックを生かし、より濃密にまとめられている素晴らしい作品」と返す。

 主人公の綸太郎(長谷川)は、まだ名の売れていないミステリー作家。優れた頭脳と鋭い推理力を持ち合わせており、時に警視庁捜査一課の父(奥田瑛二)が抱える難事件の捜査にも協力している。普段は社交的で楽観的な性格だが、推理のことになると一切の妥協を許さない厳しい性格に。正義感が強く、犯罪や容疑者は許せない。今回、少年の誘拐事件にまつわる容疑者のアリバイ工作に利用され、壮大な誘拐ミステリーに巻き込まれていく。

 永山耕三演出。キャストは、ほかに伊原剛志、富田靖子、矢田亜希子、モロ師岡、渡辺えり。

最終更新:9月22日(木)13時0分

産経新聞