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G7外相会合が声明発表 北朝鮮の核実験と中国の海洋進出を牽制 南シナ海の軍事拠点化「緊張高める行動に強い反対」示す

産経新聞 9月21日(水)11時10分配信

 【ニューヨーク=石鍋圭】先進7カ国(G7)外相会合が20日夜(日本時間21日午前)、米ニューヨーク市内のホテルで開かれ、核実験を強行する北朝鮮や一方的な海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する共同声明を発表した。

 声明では北朝鮮による核実験と弾道ミサイル発射について「改めて最も強い表現で非難する」と強調。北朝鮮に対して挑発的な行動を即時停止し、累次の国連安保理決議などを順守するよう求めた。「さらなる重要な措置をとり、朝鮮半島の平和的な非核化を実現する」とも明記し、新たな制裁に踏み切る決意も示した。

 また北朝鮮に対する既存の制裁の“抜け穴”の原因となっている中国を念頭に「全ての国に対し、国連安保理決議の継続的かつ包括的な履行と執行を確保することを要求する」とした。日本人拉致問題の早期解決も訴えた。

 声明は「東シナ海において発生した最近の事案への懸念」も表明。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海や接続水域に公船を送り込んで緊張を高めたほか、ガス田開発をめぐり海洋プラットホームの拡張を続ける中国に強くクギを刺した。

 中国が軍事拠点化を進める南シナ海情勢について「緊張を高める一方的な行動に対する強い反対」を示し、国際法上の義務の順守を要求。中国が主張する権益を全面否定した仲裁裁判所の裁定を「紛争の平和的解決に向けたさらなる取り組みのための有用な基盤」と位置づけ、裁定を「紙くず」と強弁する中国の認識を否定した。

 G7外相会合はこのほか、テロ対策に関する共同声明も発表。国際社会と連動し、テロ対策の推進に主導的役割を果たすことを盛り込んだ。

最終更新:9月21日(水)11時10分

産経新聞

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