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献上米の歴史伝える 恵那市で抜き穂祭

岐阜新聞Web 9月21日(水)8時50分配信

 飛鳥時代に朝廷に米を献上していた史実にちなんだ「恵奈の里 次米(すきまい)みのり祭」の抜き穂祭が、岐阜県恵那市長島町正家の斎田で行われ、米の収穫を祝った。
 5月のお田植え祭に続く、次米みのり祭の第2幕。神事に続き、約250平方メートルの斎田で、恵那農業高校の男子生徒20人が、野良着姿で黄金色に実った稲を鎌で刈った。
 斎田の周りでは同校の女子生徒と長島小学校の女子児童、地域の女性ら46人が早乙女姿で「めでたい、めでたいな~」などと歌う次米みのり音頭を踊った。
 毎年10月、次米を献納する奈良市の薬師寺の松久保秀胤長老(88)が、初めて祭りを観覧。松久保長老は「1300年前から恵那の地に住む人には、自然に対する感謝の念が根付いている」と話した。
 会場では、米を使った菓子やへぼご飯などが販売され、約4700個を用意した餅投げもあった。

岐阜新聞社

最終更新:9月21日(水)10時35分

岐阜新聞Web