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蓮舫議員の「二重国籍」疑惑、公選法違反の可能性を専門家に聞いてみた

選挙ドットコム 9月21日(水)10時31分配信

「二重国籍」疑惑とは?

9月15日実施の民進党代表選挙で優勢を保つ蓮舫参議院議員。ところが、アゴラに掲載された八幡和郎氏の記事をきっかけに、全国紙でも蓮舫議員の「二重国籍」疑惑についての報道がなされ、注目が集まっています。

仮に二重国籍であったなら、立候補は問題なかったのか、国籍についての詐称は当選無効に値するのではないか、という声も上がっています。果たして蓮舫議員の疑惑は、公選法違反に問われるものなのか検証してみました。

蓮舫議員は「1967年 東京都生まれ 台湾人の父と日本人の母との間に生まれ(公式HPより)」、36歳の2004年の参院選東京選挙区で初当選し、現在3期目です。6日の記者会見では国籍について次のように述べています。

「昭和60年に日本国籍を取得し、台湾籍の放棄を宣言した。このことによって私は日本人となった。日本国籍を日本の法律のもとで選択しているので、台湾籍は有していない」(NHK9月7日)

蓮舫議員の「二重国籍」疑惑とは、この台湾籍が本当に放棄され、日本国籍のみになっているのかという疑惑です。また、その事実によっては蓮舫議員のこれまでの言説が経歴詐称ではないかという声も上がっています。

日本の国籍を選択する場合は「外国籍を離脱する」か「日本国籍を選択し外国籍を放棄する宣言」をしなければなりません。蓮舫議員の説明では後者を選んだものと思われますが、この制度には以前から下記のような指摘もあります。

日本国籍を選択して外国の国籍を放棄する宣言は、我が国に対しての宣言であり、直ちに二重国籍の当該外国に何らかの影響を及ぼすものではない。我が国と同様な法制を採っている国においては、日本国籍を選択することによって自動的に当該国の国籍を喪失することもあり得るが、なかなか離脱ができない法制の国もあるため、離脱ができるような条件になれば外国籍を離脱して日本国籍のみにするよう努めなければならない旨を訓示規定として置いており、それに従わないからといって直ちに日本の国籍を喪失させることまでは考えていないため、外交上特に問題になることはない。(参議院調査室作成資料『立法と調査』平成21年8月1日掲載論文「重国籍と国籍唯一の原則」より抜粋)

つまり、蓮舫議員が「日本国籍を選択し外国籍を放棄する宣言」をしただけでは、真に台湾籍が放棄されたわけではない可能性があり、「改めて台湾に確認を求めているが、今なお確認はとれていないので、台湾籍を放棄する書類を提出した」と報じられています。(NHK9月7日)

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最終更新:9月21日(水)10時31分

選挙ドットコム

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