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秦 基博も参加! クミコ×松本隆「クミコ with 風街レビュー」第1弾は“恋歌”

TOKYO FM+ 9月21日(水)10時31分配信

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」に、作詞家の松本隆さんが登場。クミコさんとのプロジェクト「クミコ with風街レビュー」が生まれた背景、そして9月7日リリースの両A面シングル「さみしいときは恋歌を歌って/ 恋に落ちる」について語ってくれました。


坂本「(前略)本当にたくさんの詞を手掛けられてきて、今年は『第66回芸術選奨文部科学大臣賞』を受賞されましたけど、これはどういった賞なんでしょうか」

松本「これは文科省が、各分野で活躍した人を選んだらしいんですね。僕は芸能部門みたいな。芸能部門ってたくさんいるじゃないですか。歌手の方とか俳優の方とか、芸人の方とか皆入っちゃうんで、なかなかもらいにくい賞みたいで(笑)。だから、作詞家と作曲家って、たぶん僕が2番目だと思うんです」

坂本「それだけ、日本には欠かせない存在になられているということですよね」

松本「ありがたいことです(笑)」

坂本「今は、クミコさんと『クミコ with風街レビュー』という、これはユニットみたいな感じなんでしょうか」

松本「なんていうかな、まぁ僕がいて、同年代の作曲家の人たちがいたんですけれども、今回はちょっと若い人たちとやってみたいって、一世代か二世代若い作曲家の人たちをピックアップして、一緒に組んでやってみようかなっていう」

坂本「そういったプロジェクトとしても活動されていますけれども、『クミコ with 風街レビュー』、9月7日に新曲をリリースされています。松本さんは、クミコさんと出会われたのはいつ頃だったんでしょうか」

松本「16年前に一度、彼女がちょっと売れなくて再デビューをしたいって相談されて、そのときに知り合って。それはフルアルバム1枚プロデュースしてあげて。僕の周囲の人たちはみんな、売れないって言ってたんですけどね、筒美京平さんとかに(笑)。(中略)でも、そこそこ売れたんで、彼女もキャリアを積んで、16年ぶりにまた再会して一緒にやろうかって言って。2人とも、もういい年なんで(笑)。ちょっと採算度外視して、趣味で音楽やるのもいいじゃないかって言って」

坂本「クミコさんの歌声のどんなところが特別ですか」

松本「最初16年前にぱっと見たときには、その人間のまわりにほわっとなんかあるんですよね。オーラというか、なんというか、ちょっと濡れたようなものがね、歌ってるとね」

坂本「へー、歌声が。そのクミコさんのことを、松本さんは街角の歌姫と言われていますけど」

松本「だって全然客がいないんですもん(笑)。ちっちゃな喫茶店で歌ってて、客が10人ぐらいしかいなくて」

坂本「そんなときから。16年ぶりに組まれてラブソングを書かれましたけども、“恋歌”という……ここに着目されたのは」

松本「あの人が歌うのはどれも素晴らしい詞曲なんだけど、けっこう切羽詰まった歌が多くて。まあそういうのも大事なんですけど。もちろんね、生と死も常に大事なんだけど、そればっかり歌ってるのもちょっとしんどいんじゃない?って言ったら、そうなのよって言うから(笑)。じゃあ、原点に戻ろうよと。原点って何かといったら、やっぱり恋したのとか愛したのとかね、そういう歌が原点なんじゃない?って。そこに戻ろうかって言って。人間も生きてると忘れちゃうんでね。昔あったんだけど、年取ると忘れることもたくさんあるから」

坂本「恋の気持ちとかですか」

松本「うん。自分にとっても、そこに1回戻ると、なんかまた創作意欲が沸くような気がして」

坂本「そして今回は、作曲が秦 基博さんということで。組まれるのは初めてですか」

松本「前に一度やりましたね。冨田ラボの企画で秦くんがボーカルで、冨田君の曲で僕の詞で『パラレル feat.秦基博』っていう。それがいい出来だったの。僕、気に入ってて。それは彼はボーカルのみだったけど、今回は曲で参加するっていうんで」

坂本「世代を超えたコラボレーションですね」

松本隆さんとクミコさんのユニット、クミコ with 風街レビューの両A面シングル「さみしいときは恋歌を歌って / 恋に落ちる」は現在発売中です。また、9月24日の東京・EXシアター六本木公演では、松本隆さん、秦 基博さん、クミコさんのコラボが決定しております。詳しい情報は、クミコさんのオフィシャルサイト(http://www.puerta-ds.com/kumiko/)をご覧ください。

(松本隆さんは、2016年9月19日月曜日、TOKYO FMの番組「ディアフレンズ」に出演しました)

最終更新:9月21日(水)10時31分

TOKYO FM+

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。