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多くの学生がトラブルを経験 「ブラックバイト」の実態とは

AbemaTIMES 9/21(水) 12:32配信

(C)AbemaTV

最近、耳にすることが増えた“ブラックバイト”

ブラックバイトとは「学生らしい生活が送れなくなってしまうアルバイト」のことで、正社員並みに義務や厳しいノルマを課せられたり、シフトを一方的に決められて学業に支障をきたすアルバイトのことだ。

厚生労働省が昨年実施した実態調査では、学生の60.5%が労働条件に関するトラブルを経験していると回答した(2015年)。

具体的な事例として、アパレルショップでは売り上げノルマを達成できないと自腹で服を買う決まりがあったり、労働時間を15分単位で切り捨てるシステムが構築されていたり、時には口頭で罵られ、暴力を受けたりする。ブラックと一口に言っても形態は様々だ。

実際にブラックバイトの被害にあった学生は「バイト先に、仲の良い友達やご飯に連れていってくれる先輩がいる中で、辞めるとは言いづらかった」と語り、ブラックバイト=過酷な実態、とはまた違う、複雑な状況が垣間見えた。

ブラック企業被害対策弁護団でブラックバイトに詳しい弁護士の佐々木亮氏は「ちゃんとした教育を受けないままアルバイトをする学生は、何も知らないため便利な存在として見られがちだ」と話す。

特に、弱い人や自分の意見が言えない人などは甚大な被害に巻き込まれることもあるという。さらに佐々木亮氏は「ブラックバイトの根は、教育がしっかりしていないことや親の世代の貧困化など、いろいろな問題がある。1つ何かを解決したとしても、すぐにすべてが変わるようなことはないが、1つ1つの事例を通して、これについて考えていくことが大切だ」と指摘した。

最終更新:9/21(水) 12:32

AbemaTIMES