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福島市、小林市長「宿泊先」把握せず 旅費問題、公務出張の前後

福島民友新聞 9月21日(水)8時37分配信

 福島市の小林香市長が公務出張の前後に、家族が暮らす都内の自宅に宿泊していた際などに、市は私事旅行だったとして、小林市長の宿泊先などを十分に把握していなかった。市議会が20日に開いた小林市長の旅費問題を直接審査する決算特別委員会の全体会で、市が明らかにした。市は今後、対応の見直しを検討する考えを示した。

 市によると、小林市長の公務出張前後の私事旅行に関して宿泊先などの記録はないという。

 直接審査は、小林市長の公務出張に不明な点があるとして初めて開かれた。市議からは「出張に合わせて自宅に宿泊するのは公費で自宅に戻ることになり、公私混同ではないか」との指摘があった。市は公務出張に合わせた自宅への宿泊について「公務の目的が達成されていれば出張旅費は支払われる」とする国家公務員の旅費規程に準拠する市の規定には反しないとした。小林市長は報道陣の取材に応じ、「(出張前後の自宅への宿泊は)市の規定に従って行っている。疑念を持たれたことは残念であり、今後説明していきたい」と述べた。

 決算特別委員会は20日、2015(平成27)年度の市決算の認定を賛成多数で採択した。

福島民友新聞

最終更新:9月21日(水)8時45分

福島民友新聞