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度重なる暴言や暴力・・・「ブラックバイト」で全国初裁判 問題解決のきっかけとなるか

AbemaTIMES 9月21日(水)12時39分配信

(C)AbemaTV

今年6月、千葉県の飲食店でアルバイトをしていた男子大学生が、バイト先での度重なる暴言や暴力に対して運営会社側に未払いの残業代や慰謝料などおよそ800万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、千葉地裁で開かれた。

いわゆる、大学生らが学業に支障をきたすほどの過酷な労働を強いられる「ブラックバイト」を巡る訴訟は全国初だ。大学生は過重な深夜労働を強いられたり「辞めるなら懲戒解雇にする。就職もできないぞ」と脅されたという。

学生や高校生は法律的な知識も乏しく、雇う側にとっては、低賃金や無理な勤務シフトを押し付けやすい、“便利な存在”として見られがちだ。

この件に関して、ブラック企業被害対策弁護団でブラックバイトに詳しい弁護士の佐々木亮氏は「アルバイトの方が裁判を起こすということ自体、非常にめずらしい。この事件は大きな問題だが、ここまで大きな問題に至らないような小さな問題もたくさんある。この裁判の行方によって、そうした小さな問題の解決への道筋も見えてくるかもしれない。殴ったり、蹴ったりというケースはアルバイトの現場では少なくない。さらに、バイト先でキャンペーン中の物を買わされたりするなどは日常茶飯事であることだ」と、今回の裁判がもたらす影響について指摘する。

また去年、高校生が主体となって作った全国初の労働組合、首都圏高校生ユニオンのメンバー小木友梨子氏は「テスト前でバイトを休みたくても休めなかったり、ほぼ無給で働かされることもあった。やはり高校生や学生は立場が弱いため、上の人からの圧力に耐えることは難しい」と、自身のブラックバイト経験を振り返りながら語った。

今回の裁判、ブラックバイトに悩む人々を救うきっかけになるのか。

最終更新:9月21日(水)12時39分

AbemaTIMES

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