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もんじゅ命名から46年混迷の年表 2回の運転、大きなトラブルで凍結

福井新聞ONLINE 9月21日(水)18時21分配信

 知恵の象徴である「文殊菩薩」にちなみ夢の原子炉を目指して「もんじゅ」と名付けられたのは46年前の1970年4月。大阪万国博覧会の都市だった。85年敦賀半島先端の福井県敦賀市白木地区に着工してから31年。初臨界してから22年、初送電してから21年。

 実際に原子炉が稼働したのは94年4月から95年12月までと、2010年5月7月までのわずか2回の期間しかない。

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 1967年10月 動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が発足

 70・4 新型動力炉を「もんじゅ」と命名

 83・5 もんじゅの原子炉設置許可

 85・10 高速増殖炉もんじゅ着工

 94・4・5 初臨界

 95・8・29 初送電

 95・12・8 ナトリウム漏れ事故が発生、運転停止

 98・10 動燃を改組し核燃料サイクル開発機構(核燃機構)が発足

 2003・1 名古屋高裁金沢支部が原子炉設置許可無効判決

 05・5 最高裁が設置許可有効判決

 05・10 核燃機構と日本原子力研究所が統合し日本原子力研究開発機構が発足

 07・8 改造工事完了

 10・5・6 14年5カ月ぶりにもんじゅ運転再開

 10・5・8 臨界

 10・7・17 計画停止

 10・8・26 燃料交換装置の落下事故が発生、運転凍結

 12・11 機器の点検漏れが大量に発覚

 13・5 原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令

 15・11・13 規制委が文部科学相に運営主体の変更を勧告。その後、有識者検討会で議論

 16・5・27 検討会がもんじゅ存続を前提に、具体的な運営主体を示さない報告書了承

 31 文科省が規制委に報告書を提出

 9・21 原子力関係閣僚会議開催

福井新聞社

最終更新:9月21日(水)18時48分

福井新聞ONLINE