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最新パワートレインに生まれ変わった新型「ボルボ S60 ポールスター」試乗レポート

オートックワン 9/21(水) 22:10配信

ボルボのワークスチューナー「POLESTAR(ポールスター)」

ボルボは「安全なクルマ」と言うイメージが強いが、実はモータースポーツにも非常に積極的だ。かつてグループAに参戦した240ターボは、四角い武骨なスタイルながら圧倒的な速さで、「空飛ぶレンガ」と呼ばれていた。

新型「ボルボ S60 POLESTAR」フォトギャラリー

そんなボルボのワークスチューナーが「POLESTAR(ポールスター)」だ。ポールスターとボルボのモータースポーツの協力体制は1996年から。STCC(スウェーデンツーリングカー選手権)やWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)などのモータースポーツのみならず、ボルボと共同開発のコンプリートカー「S60/V60ポールスター」やボルボのほとんどのモデルで設定されるパッケージオプション「ポールスターパッケージ」などの開発も担当している。

ポールスターはこれまでボルボと密接な関係ながらも資本関係を持たない「公式パートナー」という立ち位置だったが、2016年の7月にボルボがポールスターの株式を100%取得、正式な「ワークスチューナー」となった。

直6に代わり新世代「Drive-E」パワートレインとなった“新” S60/V60ポールスター

2014/2015年に台数限定で発売された初のコンプリートモデル「S60/V60ポールスター」は、ボルボ伝統の「直列6気筒」をベースにした専用エンジン(350ps/500Nm)を搭載。直列6気筒らしいスムーズな回転、伸びの良さ、サウンドなどが高く評価されていた。

しかし、ボルボは「100%自社開発」、「4気筒以下」、「排気量2.0L以下」、「高度な電動駆動化」にも対応と言う新パワートレイン戦略「Drive-E」を掲げ、すでにこれらのパワートレインへの移行はほぼ完了。当然、ポールスターもこの「Drive-E」をベースにしたユニットに移行するのは当然の流れである。

それが今回紹介する“新”「S60/V60ポールスター」だ。

環境性能を突き詰めながら、モータースポーツもこなす「Drive-E」

一般的に新世代ユニットの多くは、「ランニングコストの低減」、「高効率化」などにより高出力化が難しい事が多いが、Drive-Eは何とモータースポーツユースもこなす実力を備えている。実は2011年のWTCCから投入のレーシングエンジンはDrive-Eのプロトタイプ。そう、新パワートレインは極限でテスト済みなのだ。

そんな新S60/V60ポールスターのエンジンは、ボルボの新世代「T6」シリーズに搭載される2.0Lターボ+スーパーチャージャーをベースにコンロッド(圧縮比変更)、カムシャフト(ハイカム化)、バルブスプリング、ターボチャージャー(過給圧アップ)、吸排気系(効率アップ)などにより、ノーマル(XC60 T6)の306ps/400Nmから367ps/470Nmへと高出力化。

0→100km/h加速4.7(S60)/4.8(V60)秒と俊足なのはもちろん、最新のユニットらしく環境性能や省燃費性能にも抜かりはなく、JC08モード燃費は12.2(S60)/11.2(V60)km/L、排ガス基準はSU-LEVとなっている。

ちなみにトランスミッションは変速スピードを高め、オートマチック感覚を最小限にした専用制御の8速ATを組み合わせる。

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最終更新:9/21(水) 22:10

オートックワン

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