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台風10号被害169億円に 廃棄物推計3万トン超/久慈

デーリー東北新聞社 9月21日(水)12時2分配信

 岩手県久慈市は20日、台風10号による被害額が、16日午後5時現在で約169億4900万円に上ることを明らかにした。前回公表の5日午前10時時点から100億円以上増加しており、今後の調査でさらに増える見通しだ。災害廃棄物の発生量については3万トン以上、処理費を15億円以上とする推計を初めて公表。市幹部は「処理には約2年かかり、市内だけでなく、八戸市の施設にも頼む必要がある」との認識を示した。

 被害額の内訳は商工関係が約64億2700万円。商業関係409事業所、工業関係49事業所が被災した。

 土木施設の被害額は約52億4700万円。河川90カ所、道路160カ所、橋16カ所、公園6カ所、下水道2カ所が破損するなどした。

 住宅などの建物は約30億5700万円。東日本大震災の1248件を大幅に上回る2258件が被害に遭った。全壊31件、大規模半壊194件、床上浸水1279件、床下浸水747件、一部破損7件だった。

 他は林業関係約7億5500万円、水産関係約5億8200万円、農業関係約2億3400万円、水道施設2億200万円など。

 避難所に身を寄せているのは、20日午前8時半現在で2世帯3人。市は既に住宅確保のめどが付いているとして、避難所を週内に閉鎖する方針。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月21日(水)12時2分

デーリー東北新聞社