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梅ジュースなど20品目でラベル不適正表示 越生の三セクに行政指導

埼玉新聞 9/21(水) 23:05配信

 埼玉県越生町の第三セクター「越生特産物加工研究所」が群馬県産の梅ジュースを「越生町特産」と表示して販売していたなどの問題で、県は21日、不適正な表示で販売していたとして、食品表示法と景品表示法に基づき、是正を求める行政指導を行った。

 農産物安全課と消費生活課によると、販売していた全80品目のうち食品表示法に違反していたのは20品目で、うち「完熟梅ドリンク」「梅玉」「ゆずこしょう」「梅酢」の4品目は景品表示法にも違反。完熟梅ドリンクは「越生町特産の完熟梅をギュッとしぼった」、ゆずこしょうは「越生の柚子皮をすりつぶし」と表示していたが、越生町産の原材料は使われず、他県産のものが使用されていた。

 2014年ごろから同社の岡本文一専務取締役が中心になって商品のラベルを貼り替えたという。県の調査に対し岡本専務は「越生産をPRするため、法律などを考えずに貼ってしまった」と述べ、新井雄啓社長(越生町長)は「細かいことは分からない」と話したという。

 県は、適正表示への是正や再発防止策を講じることなどを求め、10月21日までに報告書の提出を求めている。

 新井社長は「指導内容を真摯(しんし)に受け止め、役員、従業員に周知徹底するとともに消費者の信頼を一日も早く取り戻せるよう努力していく」とコメントした。

 また、県は同日、「彩の国優良ブランド品」に認定されている同社の7商品と「県ふるさと認証食品」に認証されている4商品を取り消したと発表した。同社から取り下げ申請があった。

最終更新:9/21(水) 23:20

埼玉新聞