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最年少でけん玉5段取得 腕磨く横須賀の桑原君

カナロコ by 神奈川新聞 9月21日(水)10時0分配信

 横須賀市立豊島小2年生の桑原真緒斗君(7)=同市不入斗町=が今夏、けん玉5段の検定試験に合格した。初めて手に取ってから1年で技を磨き、日本けん玉協会の会員では現時点で最年少の5段取得者の一人となった。「日本一」を今後の目標に見据え、日々の稽古に励んでいる。

 桑原君がけん玉で遊び始めたのは1年前。市内の公共施設に置かれていたものを手に取ったのがきっかけだった。やがて自分のけん玉を買ってもらい、毎日夢中で練習をした。母の都久絵さん(41)は「寝るときは布団に持って行って、けん玉を抱えて起きていました」と当時の様子を振り返る。

 昨年9月から、日本けん玉協会横須賀支部の伊東勝支部長(75)の教室に通い、めきめきと腕を上げた。今年4月には関東大会で少年部ベスト8入りを果たした。

 5段取得には課題の11種目のクリアが求められる。玉を持ち、けんを宙で2周させて中皿に乗せる「二回転灯台」などの難技も加わる。試験前には毎日1時間の練習を欠かさず、都内の教室にも通った。

 伊藤支部長は「15年ほどけん玉を教えているけれど、1年で取った子はいなかった」と驚き、「まだ小さいので、伸びしろも大きい」と期待を寄せる。

 桑原君は、けん玉の魅力を「組み合わせによって、技が無限大にある。いろいろな技があるから楽しい」と笑顔で語る。まずは、11月に都内で行われる大会に向けて、さらに腕に磨きをかけるつもりだ。

 日本けん玉協会によると、会員約1800人のうち、5段は310人ほどで、小中学生の取得者も100人以上いるという。史上最年少の5段取得記録は桑原君より一つ下の6歳。

最終更新:9月21日(水)10時0分

カナロコ by 神奈川新聞