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8月貿易収支、187億円の赤字…3か月ぶり

読売新聞 9月21日(水)9時2分配信

 財務省が21日発表した8月の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は187億円の赤字だった。

 貿易収支が赤字になるのは3か月ぶりだ。円高や新興国経済の減速の影響で、全体の輸出額が落ち込んだことが響いた。

 輸出額は前年同月比9・6%減の5兆3164億円で、11か月続けて前年同月を下回った。数量ベースでは0・9%増とほぼ横ばいだったものの、8月の為替相場の平均が1ドル=103円台と前年同月の1ドル=124円台から大幅に円高となったため、輸出額が縮小した。

 地域別では、自動車の輸出が減った米国向けが14・5%減の9715億円と落ち込みが目立った。韓国向けの鉄鋼が不調だったアジア向けも9・4%減の2兆9272億円と落ち込んだ。アジア向けのうち、中国向けは8・9%減の9689億円だった。

最終更新:9月21日(水)10時48分

読売新聞