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被災地に最後のマフラー 魚津のサークル「さくらの会」 

北日本新聞 9/21(水) 22:07配信

■宮城・石巻に届け5年目 「心込め編みました」 
 魚津市の編み物サークル・さくらの会(木内美和子会長)は24日から宮城県石巻市を訪れ、東日本大震災の被災者に手編みのマフラーや手袋を贈る。震災翌年の2012年から5年間を目標に訪問を続け最後の年となった。21日、同市村木公民館で準備した。

 さくらの会は石巻市の仮設住宅の人たちに編み物を届けている。南砺市や富山市など市外からも毛糸が寄せられ、1年かけて編む。

 ことしはマフラー500枚、手袋250組、帽子約130個などのほか、越中おわらの雰囲気を知ってもらおうと北日本新聞サービスセンター魚津(魚津市中央通り)からおわらを特集した新聞の提供を受け、新聞エコバッグ約130個も作った。

 この日は、贈り物に「ひとりじゃないよ」「和」などのメッセージを添えて箱詰めした。

 会員ら9人が2泊3日で石巻を訪れる。25日に編み物を贈り、魚津伝統のせり込み蝶六踊りを披露したり、住民とおわらの輪踊りをしたりして交流する。

 被災地訪問は今回を区切りとするが、今後は県内の福祉施設や団体に贈る。会長の木内さん(65)は「会員は5年間よく編んでくれた。石巻の人たちが冬を暖かく過ごせるよう、心を込めて編んだ物を届けたい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:9/21(水) 22:07

北日本新聞