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希羽ちゃんおかえり 米での心臓移植から元気に帰国

沖縄タイムス 9月21日(水)7時30分配信

 【東京】県民らの募金で渡米し、心臓の移植手術に成功した浦添市の翁長希羽(のあ)ちゃん(2)が20日、滞在先のニューヨークから両親とともに帰国した。ベビーカーに乗って成田空港の到着口から出てきた希羽ちゃんは、母涼子さん(42)に抱っこされると笑顔を浮かべ、時折声を出してはしゃいでいた。

 父司さん(40)は「沖縄県民、全国の皆さんのおかげで手術ができ、元気な姿で笑顔も見せられるようになった。一つ、皆さんに恩返しができたかなと思う。ありがとうございました」と感謝。涼子さんは「抱っこできることが夢のよう。心臓の音がどくどくと聞こえ、毎日感動している。ドナーの方の分まで一生懸命に希羽を大切に育てたい」と涙ながらに語った。

 心臓は拒絶反応もなく元気に動き、医師も「問題ない」と診断。術後の経過も順調という。「パパ」「ママ」と言えるようになり、おもちゃを口に入れて遊ぶのがお気に入り。ニューヨークでは公園で遊べるほどに回復している。

 検査や薬の調整などのため、しばらくは大阪府の国立循環器病研究センター病院に通院するため、大阪に滞在する。司さんは「薬の調整が落ち着いたら沖縄に連れて帰り、『ここが沖縄だよ』と見せたいし、妻の出身地の熊本にも連れて行き、元気になった姿を見せたい」と話した。

最終更新:9月21日(水)7時30分

沖縄タイムス