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“躍動するルーキー” 鈴木誠也に「天才」と言わしめた男・西川龍馬

ベースボールキング 9月21日(水)11時45分配信

高いミート力を武器に一軍定着

 大ベテランの新井貴浩から、菊池涼介、丸佳浩、田中広輔らの中堅、そして若手の鈴木誠也に至るまで、各世代の主力が軒並み絶好調だった今季の広島。

 中堅~若手がきっちりと成長した姿を見せ、今後の黄金時代到来を予感させる強さを見せたが、その中でブレイクの兆しを感じさせる楽しみなルーキーが現れた。ドラフト5位の内野手・西川龍馬である。

 大阪府出身の21歳。北陸屈指の強豪・敦賀気比高では1年秋から遊撃手のレギュラーを奪取。2年秋からは主将を務め、県大会、北信越大会で優勝。チームをセンバツ出場へと導いた。

 高校卒業後は社会人・王子に入団し、1年目から公式戦に出場。3年目には3番・遊撃手のレギュラーに定着し、日本代表メンバーとして第27回BFAアジア選手権にも出場を果たしている。

一軍に残り続けた男

 ドラフト時には、スカウトから「三拍子そろった東出輝裕(元広島)タイプ」と、同じく敦賀気比出身の先輩になぞらえて評価された男。パワーでは劣るものの、高いミート力と堅実な守備力に、50メートル6.0秒という走力を兼ね備えている。

 ただし、バランスは取れているものの、プロのなかで生き残っていくには“武器”が欲しいところ。どこか突出した能力でアピールしたいのも事実だ。

 そういう意味では、光るものを感じさせるのが“ミート力”である。オープン戦では全16試合に出場し、打率.389をマーク。見事に開幕一軍を勝ち取ると、出場機会こそ少ないながらもシーズンの多くを一軍に滞在した。

鈴木誠也に「天才」と言わしめる打撃センス

 ところが、西川はその少ないチャンスをきっちりモノにしている。

 ここまでのスタメン出場はわずか3試合。ほとんどが代打や代走、守備固めでの出場だ。にもかかわらず、打撃成績は51打数15安打で打率.294をマーク。代打に限れば、打率.320と数字はさらに跳ね上がる。1年目から代打というプレッシャーのかかる役割をきっちりと果たしていると見ていい。

 その高いミート力は同僚からもお墨付きを得ており、今季大ブレイクを果たした“同い年の先輩”鈴木誠也をして「天才」と言わしめた。

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最終更新:9月21日(水)11時55分

ベースボールキング

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