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【完全レポ】BABYMETAL、東京ドーム激震の1日目「RED NIGHT」を速攻レポート!

RO69(アールオーロック) 9/21(水) 14:55配信

BABYMETALが、9月19日に東京ドーム公演2days 1日目「BABYMETAL WORLD TOUR 2016 LEGEND -METAL RESISTANCE- RED NIGHT」を行った。RO69では、この模様をロングレポートでお届けする。

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●セットリスト
1.Road of Resistance
2.ヤバッ!
3.いいね!
4.シンコペーション
5.Amore -蒼星-
6.GJ!
7.悪夢の輪舞曲
8.4の歌
9.Catch me if you can
10.ギミチョコ!!
11.KARATE
12.Tales of The Destinies
13.THE ONE -English ver.-

ついにこの日がやってきた!という5万5千人の期待と熱気が、強い雨をものともせずに東京ドームに立ち込めている。開催発表から早9ヶ月。開催日程発表から約半年。そして、追加公演の決定で2days公演へ!といった新展開のたびにファンの驚きと歓喜を呼び起こしてきた、BABYMETAL初の東京ドーム公演「BABYMETAL WORLD TOUR 2016 LEGEND -METAL RESISTANCE-」。そう、ついにこの日がやってきたのだ。

日本人初のUKウェンブリー・アリーナ公演をはじめ世界各地のステージを沸かせてきた、BABYMETAL三度目のワールドツアー。今回の東京ドーム2daysはまさにその集大成的公演である。
それぞれに「RED NIGHT」「BLACK NIGHT」と銘打たれたライブの、この日は初日=「RED NIGHT」。巨大なドーム会場の中央、赤と黒で彩られた円形ステージから、棺の形をした3本の花道が客席エリアに長く伸びている、という舞台設定だけでも血が騒ぐ。
そこへ、舞台頭上のビジョンに映し出されたプロデューサー=KOBAMETALの「『RED NIGHT』『BLACK NIGHT』はふたつでひとつの物語」「『BABYMETAL』『METAL RESISTANCE』という“鋼鉄の調べ”を2日間ですべて披露」「一度奏でた“調べ”は二度繰り返し奏でることはできない」「MCもなければアンコールもなし」というビデオコメントが厳かに響くと、場内は雄叫びにも似た大歓声に包まれていく。そして――。

“Road of Resistance”のイントロを神バンドの4人が轟かせる中、SU-METAL(Vocal&Dance)/YUIMETAL(Scream&Dance)/MOAMETAL(Scream&Dance)が舞台……ではなく円形ステージの頭上に登場! 高々と打ち上がる火の玉の熱気と、3人のアグレッシブなパフォーマンスが渾然一体となって、ドームの温度をぐいぐいと高めていく。1stアルバム『BABYMETAL』後の新章突入を印象付けたメロディックスピードメタル曲“Road of Resistance”が、今や不動のアンセムとして5万5千人を奮い立たせる図に、開演早々胸が熱くなる。さらに、すでにライブ定番のキラーチューン化しているスカメタルコアポップ的ナンバー“ヤバッ!”でドーム激震!
円形ステージ狭しとBABYMETAL&神バンドが展開したり、回る舞台に乗って歌い踊りながら360度ぐるりと回転したり、といった大会場ならではの仕掛けのひとつひとつが、3人の歌&アクションと乱反射し合いながら、オーディエンスを熱狂の極致へと誘ってみせる。

冒頭2曲をはじめ、「RED NIGHT」は2ndアルバム『METAL RESISTANCE』に軸足を置いた内容の一夜となった。
鋭利なビート感以上にキレキレのダンスで客席を熱く煽り立ててみせた“シンコペーション”。格段に強さと伸びやかさを増した歌声を舞台頂上から響かせ、巨大な空間を凛とした高揚感で満たしてみせた、SU-METALソロ曲“Amore -蒼星-”。キュートなアクトでドーム一面の三三七拍子クラップを誘ったYUIMETAL&MOAMETAL曲“GJ!”……といった『METAL RESISTANCE』の楽曲群に、“いいね!”“悪夢の輪舞曲”“4の歌”といった『BABYMETAL』のナンバーが織り重なって、多幸感と重轟音とポップと衝撃が入り乱れる一大メタル祝祭空間が生み出されていく。
それまで誰も思ってもみなかった「メタル×ダンスポップ」というコンセプトを明快に体現するだけでなく、それ自体に「世界を揺さぶるメタル伝説」としてのフォルムと熱量を与えてきた、SU-METAL/YUIMETAL/MOAMETALの3人。「世界をメタルでひとつにする」という途方もない物語を、この瞬間の紛れもない「現実」として轟かせるだけの輝度と迫力が、この日のアクトには確かにあった。

3人が花道の先端から登場した“Catch me if you can”から“ギミチョコ!!”へ流れ込んで、さらに激しくドームを揺らした後、“KARATE”からライブは終盤戦へ! 切れ味鋭い3人の空手ダンスとSU-METALの「Everybody shout!」のコールに応えて、ひときわでっかいジャンプが客席を震わせる。
そして、この日最大のハイライトとなったのが、『METAL RESISTANCE』の終章を飾る“Tales of The Destinies”~“THE ONE”の組曲的展開だった。曲調が次々に変わり変拍子も入り乱れるドリーム・シアター的なプログレッシブメタルの世界が、紛れもないBABYMETALのパフォーマンスとして結晶していくスリリングな流れに、怒濤の大歓声が広がったところで、この日は英語バージョンで披露された最終曲“THE ONE”へ。
観客が首に巻いたコルセットが輝き、暗闇を一面白く染め上げる中、金色のガウンをまとった3人が花道に姿を現し、神バンドのパワフルなサウンドとともに雄大なメタルスペクタクルを編み上げていく……どこまでもストイックに、荘厳に、かつポップに、自らの表現を最大限にスパークさせてみせた、魂の激演だった。

「2日間で1曲もカブリなし」と宣言されていたということは、2日目の演奏内容は……?と考える余裕もないくらいに、濃密な余韻と感動を残してくれた「RED NIGHT」。2日目「BLACK NIGHT」の模様は改めてレポートします。(高橋智樹)

また、RO69では2日目「BLACK NIGHT」のレポートを掲載しています。ぜひご覧ください。
http://ro69.jp/news/detail/148817

RO69(アールオーロック)

最終更新:9/22(木) 11:46

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