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台風16号直撃、停電5万件

紀伊民報 9/21(水) 17:01配信

 台風16号は20日午後9時に東海道沖で温帯低気圧に変わった。和歌山県紀南地方では降り始めからの雨量が龍神(田辺市)で288ミリに達し、午後1時1分に南紀白浜空港(白浜町)で最大瞬間風速37メートルを観測した。台風の影響で交通機関などに乱れが出たほか、広範囲にわたって停電が発生。ビニールハウスや小屋が損壊するなどの被害が出た。

 台風の接近に伴い、20日午前5時14分に大雨洪水暴風警報が、沿岸域の自治体には波浪警報も発表されていたが、午後10時すぎまでに全て解除された。

 和歌山地方気象台によると、17日午後4時の降り始めから20日午後10時までの総雨量は、龍神のほか川辺(日高川町・210ミリ)、護摩壇山(田辺市・203ミリ)の3カ所で200ミリを超えた。

 時間雨量では高野山(高野町)で20日午後2時51分までに49・5ミリ、清水(有田川町)で同午後2時18分までに48ミリの激しい雨を観測。紀南各地では20ミリ以下だった。また、潮岬では午後2時9分に最大瞬間風速36・5メートルを観測した。

 この影響で田辺市では、バイクに乗っていた同市上の山2丁目の60代の男性が、午後1時半ごろ強風にあおられて転倒し、手にけがを負った。

 関西電力によると、那智勝浦町で20日午前7時半すぎから約1時間停電したのをはじめ、県内20市町村の約5万440軒が停電。印南町以南では新宮市と太地町を除く市町村で停電し、21日午前1時52分までに全て復旧した。

最終更新:9/21(水) 17:01

紀伊民報