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全焼は住宅・小屋など14棟/青森県外ケ浜町火災

Web東奥 9月21日(水)21時7分配信

 21日午前に青森県外ケ浜町三厩龍浜で十数棟を焼いた火災で、外ケ浜署は同日午後、火災によって住宅9棟、小屋など5棟の計14棟が全焼したと明らかにした。焼け跡から見つかった焼死体は無職神初男さん(64)方1階から見つかり、行方の分かっていない神さんの可能性があるとみて、身元の特定を急いでいる。
 現場は竜飛埼灯台や階段国道のある龍浜地区の住宅街。県警捜査1課などによると、付近住民が同日午前8時20分ごろ、地区の一角で煙が上がっているのを目撃。同33分に119番通報した。詳細な出火時間や火元の特定には至っていないという。火災は少なくとも約5時間半続き、午後1時55分に鎮火した。青森消防本部によると、出動した消防車両は延べ36台に上った。
 焼死体は損傷が激しく、県警は22日以降に司法解剖で身元や死因を調べる。神さんは1人暮らしで、21日朝に敷地内でごみを燃やしていたとの目撃情報があるという。
 神さん宅に隣接する自宅が全焼した男性(77)は「家のホースで(神さん宅に)水をかけたが、火はどうしようもない状態だった」、会社員女性(45)は「消火活動によって収まったかなと思うと、再び火と煙が立ち上がるのを繰り返した」と話した。
 海上保安庁によると、竜飛埼灯台で計測している風速は午前8時台が6メートル、同9時台は8メートル。複数の住民によると、ヤマセの風が海側から山側に吹いていたという。県警などは22日午前から実況見分を行い、火元や出火原因を調べる方針。

東奥日報社

最終更新:9月22日(木)9時3分

Web東奥