ここから本文です

NY爆発 大量破壊兵器使用で容疑者訴追、父が2年前に通報

CNN.co.jp 9月21日(水)12時0分配信

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市とニュージャージー州で17日に起きた爆弾事件の容疑者として逮捕されたアフマド・ラハミ容疑者(28)が20日、新たに大量破壊兵器使用や公共の場の爆破など4件の罪でマンハッタンの米連邦地裁に訴追された。マンハッタンの路上で起きた爆発と圧力鍋爆弾に関与した罪に問われている。

ラハミ容疑者はニュージャージー州リンデンでの警官隊との銃撃戦に関連して、同州でも殺人未遂などの罪で訴追されている。

マンハッタンの裁判所にはラハミ容疑者の日記なども証拠として提出された。日記には「爆発音が通りに鳴り響くだろう」と記され、国際テロ組織アルカイダの指導者だった故オサマ・ビンラディン容疑者を称賛する内容もあったとされる。

ラハミ容疑者の父は20日、報道陣に対し、2年前に同容疑者の暴力行為に関連して米連邦捜査局(FBI)に通報していたことを明らかにした。

米当局者によれば、父親が息子をテロリストと呼んだという情報が寄せられ、2014年にFBIが父親から事情を聴いたという。
しかし司法関係者によると、父親はFBIの事情聴取に対して息子をテロリストと呼んだ発言は撤回し、息子と犯罪集団との関係が心配だと話したという。

FBIは最終的に、家庭内暴力事件と判断。当時ラハミ容疑者は、家族内の争いで親類を刺す事件を起こして服役中だった。

FBIがラハミ容疑者本人から事情を聴くことはなく、テロ容疑者のデータベースにも記録しなかった。

ラハミ容疑者は2011年にパキスタン人の女性と結婚。妻は米国で暮らしていたが、司法当局者によれば17日の事件が起きる数日前に出国していた。当局はパキスタンやアラブ首長国連邦(UAE)の協力を得て、妻からも事情を聴く方針。

同容疑者の身元は18日午後、指紋を通じて判明した。マンハッタンの事件現場付近で見つかった圧力鍋に取り付けられていた携帯電話も同容疑者の特定につながった。

最終更新:9月21日(水)12時0分

CNN.co.jp