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好調なMFSインベストメント、アクティブ株式ファンドに投資が集中

Bloomberg 9月21日(水)1時10分配信

投資家がアクティブ運用のファンドを敬遠している中で、1924年に最初の投資信託を設立したMFSインベストメント・マネジメントは優良株を選択し、資産を増やし、軌道に乗っている。

投資家は運用資産391億ドル(約3兆9780億円)の「MFSバリュー・ファンド」に資金を投入している。同ファンドの資産は過去1年間で約20億ドル拡大した。また運用資産256億ドルの「MFSインターナショナル・バリュー・ファンド」には予想を大幅に上回る投資資金が流入し、2015年に新規投資家の受け入れを停止した。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、両ファンドのパフォーマンスは5年間ベースで見た場合、同種ファンドよりも少なくとも95%上回っている。両ファンドはジョンソン・エンド・ジョンソンやネスレといった優良企業の株を選び、長期間保有している。

MFSでインターナショナル・ファンドの運用に携わるカミール・ハンフリーズ氏は「当社は素晴らしい投資先であるが、退屈な企業の株を多く保有している」と話す。

MFSの両ファンドは原油価格の変動でパフォーマンスも変動するエネルギー企業や新規参入企業との競争が絶えず激しい最新テクノロジー企業を避け、消費財銘柄を選好する。MFSファンドは2008年や2015年のような厳しい年に他社よりもパフォーマンスが上回ったものの、金融危機後で世界的に株価が大幅反発した2009年は芳しくなかった。

MFSバリューのリターンは年初来7.7%、過去5年間の年間平均は14%のプラスを達成している。MFSインターナショナルは2011年以降に年間12%のリターンを出している。

原題:MFS Has What Managers Crave: Active Stock Funds That Draw Money(抜粋)

Charles Stein

最終更新:9月21日(水)1時10分

Bloomberg