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三菱重:世界の発電設備市場、「メガサプライヤー」の競争続くと予想

Bloomberg 9月21日(水)12時18分配信

仏アルストムのエネルギー部門の買収合戦に敗れた三菱重工業は、市場シェア防衛に向けドイツのシーメンスや米ゼネラル・エレクトリック( GE)に対抗するための体制づくりに取り組んでいる。

三菱重の宮永俊一社長は20日、ヒューストンにあるブルームバーグのオフィスで英語でインタビューに応じ、アルストム発電資産の買収ではGEが競り勝ったが、火力発電設備とサービスの「メガサプライヤー」3社による競争は続くだろうと指摘。三菱重は競合相手に先んじるため、より効率的なサプライチェーンの構築に力を注いでいると説明した。

宮永社長は「アルストムの資産買収でGEに競り負けたのは非常に残念だった」と話した。買収に成功していれば状況は違っていただろうが、「われわれは成功しなかったため、別の戦略で戦う必要がある」と述べた。

三菱重は最も競争力のある事業に集中するため製品ラインの25%強を削減する方針だと、宮永社長は語った。同社は売上高の半分余りを海外で稼いでいる。

同社は2014年2月に日立製作所と出資して三菱日立パワーシステムズを設立。三菱日立パワーの米国法人のポール・ブローニング最高経営責任者(CEO)は20日の同じインタビューで、同社の重構造型のガスタービンは世界で最も燃費効率が高く、GEやシーメンスの製品より大型で世界最大の大きさだと説明した。

宮永社長は、国産ジェット旅客機「MRJ」の渡米が空調システムの問題で遅れていることについて、センサーシステムが原因であることを突き止めたと説明。来月の渡米実現を期待していると述べた。

題:Mitsubishi Sees ‘Mega Suppliers’ Vying in World Power Market(抜粋)

Naureen Malik

最終更新:9月21日(水)12時18分

Bloomberg