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欧州債のイールドカーブがスティープ化、日銀の政策調整で

Bloomberg 9月21日(水)16時22分配信

21日の欧州債市場で長短金利差が拡大した。日本銀行が長短金利操作付き緩和の導入を決定したことで、ドイツの超長期債値上がりに歯止めがかかった。

超長期債は今週に入って買われ、欧州中央銀行(ECB)の政策現状維持後の値下がり幅を縮めていた。日銀が10年物国債利回りがおおむね現状程度(0%程度)で推移するようコントロールすると発表したことでドイツ債の相場回復が止まった。日銀発表を受けて10年物米国債の価格も下落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)も21日に政策を発表する。

DZ銀行のユーロ圏担当主任市場ストラテジスト、ダニエル・レンツ氏は、全体としてイールドカーブがスティープ化したと述べ、「これが続くかどうかはFOMC次第だ。日銀が影響を与えたのは確かだ」と続けた。

ロンドン時間午前8時5分(日本時間午後4時5分)現在、30年物ドイツ国債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し0.58%。前3営業日で9bp低下していた。独2年債利回りはほぼ変わらずのマイナス0.66%。長短金利差は124bpに拡大した。前日までの3日間は縮小していた。イタリアの2年債と30年債の利回りスプレッドも4営業日ぶりに拡大。1bp拡大し243bpとなった。

原題:Europe’s Bond Yield Curves Steepen as BOJ Tweaks Monetary Policy(抜粋)

第3段落にコメントを追加します.

Lukanyo Mnyanda

最終更新:9月21日(水)17時23分

Bloomberg