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高岡が工芸とクラフトに染まる! ものづくり三大イベントが同時に開催/富山

Webマガジン コロカル 9/21(水) 11:42配信

コロカルニュースvol.1865

富山県の西部に位置する高岡市。ここ高岡市は、古くからものづくりと縁のある場所なのをご存知ですか?

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そのはじまりは今から400年以上前の1609年のこと。加賀藩二代当主の前田利長公が開町の際、砺波郡の西部金屋から7人の鋳物師たちを呼び寄せ、鋳物づくりを奨励したから。その後、今日まで金工や漆工などの伝統工芸をはじめ、職人や作家を育む環境が継承されてきました。

そんな「ものづくりのまち」への追い風となったのが、1986年にスタートした〈工芸都市高岡クラフトコンペティション〉(以下、クラフトコンペ)。このクラフトコンペは、クラフトに関わりの深い作家やデザイナー、ジャーナリストなどを審査員に招き、全国でも若き作家の登竜門としても知られています。

今年は、そんなクラフトコンペが30周年を迎える記念イヤー。〈工芸都市高岡クラフト展〉〈高岡クラフト市場街〉に加えて、これまで異なる日程で開催されてきた〈金屋町楽市 in さまのこ〉が加わってものづくり三大イベント初となる同時期開催が決定しました。

クラフトコンペの優秀作品を展示・予約販売する〈工芸都市高岡クラフト展〉、また〈金屋町楽市 in さまのこ〉では、高岡鋳物発祥の地である金屋町一帯の町屋に全国の作家から公募した工芸の逸品を展示。〈高岡クラフト市場街〉では、市内50か所以上のスポットで職人との交流、クラフト×食など、クラフトや地場産業製品を軸に企画された30を超えるイベントが開催されます。(全体期間は2016年9月22日(木)~26日(月)。各日程はそれぞれ公式サイトでご確認を)。

さらにもうひとつ見逃せないのが、高岡の伝統産業に携わる職人や問屋などの若手で構成される〈高岡伝統産業青年会〉が主催する〈高岡クラフツーリズモ〉です。

〈クラフツーリズモ〉とは、「クラフト」と「観光」を組み合わせた造語で、職人自ら案内役となり、伝統産業の工房を特別に一般公開する取り組み。今回は、銅器の「原型~鋳造」「鋳造~加飾」、漆器の「彫刻塗り・ 螺鈿細工」の3コース(各コース定員15名)が実施されます。(今回の参加受付は終了しています)

工芸・ものづくり一色に染まった高岡のまちを体験できるまたとないチャンス。受け継がれてきた歴史と文化にふれてみませんか?

information
インフォメーション

■工芸都市高岡 2016クラフト展
会場:大和高岡店4F催事場
問合せ先:工芸都市高岡クラフトコンペ実行委員会(高岡商工会議所内)
電話:0766-23-5000
公式サイト:工芸都市高岡2016クラフト展

■高岡クラフト市場街 金屋町楽市inさまのこ
会場:高岡駅、駅前地下街、御旅屋通り、山町筋、金屋町ほか
問合せ先:高岡クラフト市場街実行委員会・事務局(CREP4内)
電話:0766-54-6210
公式サイト:高岡クラフト市場街 金屋町楽市 in さまのこ

■金屋町楽市inさまのこ
会場:金屋町石畳通り周辺
問合せ:金屋町楽市実行委員会事務局(高岡市役所商業雇用課)
電話:0766-20-1289
公式サイト:金屋町楽市 in さまのこ

■高岡クラフツーリズモ
開催日時:2016年9月24日(土)9:30~18:00
公式サイト:高岡クラフツーリズモ


writer profile
Hiromi Kajiyama
梶山ひろみ
かじやま・ひろみ●熊本県出身。ウェブや雑誌のほか、『しごととわたし』や家族と一年誌『家族』での編集・執筆も。お気に入りの熊本土産は〈808 COFFEE STOP〉のコーヒー豆、〈Ange Michiko〉のクッキー、大小さまざまな木葉猿。阿蘇ロックも気になる日々。

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最終更新:9/21(水) 11:42

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