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薬物乱用防止ボランティア 静岡県、大学生7人を任命

産経新聞 9月22日(木)7時55分配信

 同年代の若者の力で青少年の薬物乱用を防ごうと、県は21日、薬物乱用防止ボランティアに県内の大学生7人を任命した。薬物乱用防止に向けて大学生に協力を求めるのは初の試みで、若者が集まるイベント会場で啓発したり、自らの会員制交流サイト(SNS)を使って情報発信するなど、同世代ならではの視点で薬物乱用の恐ろしさを伝える活動が期待されている。

 この日、薬物乱用防止ボランティアに任命されたのは、常葉大学の学生7人。静岡刑務所で薬物事犯の更生プログラムについて特別講義を受けた後、県庁で行われた委嘱式に参加した。

 大麻や危険ドラッグの乱用者には学生を含む若者が多いことから、県薬事課では「薬物に手を染めやすい若者の段階で、乱用を止めたい。大人目線での対策ではなく、若者たちの心に訴えるような対策があれば」と、若者の情報発信力を利用することにした。

 ボランティアに任命された常葉大教育学部4年の増田昌弘さんは、「薬物は本人の健康を損ねるだけでなく、家族や周囲にも多大な迷惑をかける。できる範囲で県の活動に参加し、大学の仲間など一人でも多くの人に薬物乱用の危険性を伝えたい」と語った。

最終更新:9月22日(木)7時55分

産経新聞