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民泊清掃業者、そのビジネスと選び方

ZUU online 9月22日(木)6時10分配信

民泊物件でのインテリアの設置や、写真の撮り方、Airbnb(エアービアンドビー)でのアプローチの方法など、ゲストを確保するためのアイディアを知っている方は多いと思います。少しでも稼働率を安定させ、ゲストが途絶えず満室状態を維持することは、民泊ビジネスで売り上げを伸ばすために重要です。

そして、その売り上げから少しでも利益を確実に残すためには、清掃業者を上手に選び、提携しなければいけません。民泊ビジネスと同様に伸びてきた民泊専門の清掃事業に、うまく清掃委託を行うことが、民泊ビジネスで利益を上げる大きなポイントになってきます。

■清掃業者が行うサービス内容や価格の相場

スタッフは物件内に設置されている掃除道具を使ってリネンの洗濯をするので、基本的に手ぶらの状態で一人や二人で物件にやってきます。掃除と洗濯以外には、破損物のチェック、忘れ物のチェック、チェックイン前に荷物を持ち込むゲストへの対応や、スペシャルリクエスト品の調達など、ホストと管理会社に代わり、現場で実質的な物件管理を行う場合もあります。

業者によって価格の設定がさまざまだった民泊清掃の相場ですが、最近ではおおよその相場が決まってきています。

・ 1DKやワンルーム:1件3,500円~
・ 2LDKやそれ以上:1件5,500円~
・ 部屋単位ではなく、ベッド数単位で料金を設定(1ベッド約2,000円~)

これは最低限の価格帯であって、清掃業者の中にはゲストへの付加的サービスを追加料金で請け負っていることも多く、ますます重要なビジネスパートナーとなっています。

■清掃業者の選び方

通常は民泊管理会社からの紹介で1社に委託し、直接交渉することなく依頼している方が多いのではないでしょうか。費用も管理会社が他の管理費等と併せて請求してくれるので、面倒がありません。

また、サイト上では民泊専用清掃業者の広告を見かけることも増えました。直接交渉ももちろん可能ですが、小さい事業所は請負できるエリアが限定されていたり、手配するスタッフの人数に限りがあったりするので、柔軟に対応してもらえないこともあります。

そしてここ最近では、清掃業者とクラウドソーシングサービスが提携を始めました。エリアや稼働率に関わらず、登録しているクラウドワーカー(主婦層がメイン)に、予約に応じて清掃の仕事を委託して派遣するサービスです。

いずれの方法で清掃業者を選ぶにしても、その基準となる大切なポイントがあります。最低限3つを押さえておきましょう。

1. 完璧な清掃をしているか
当たり前のことですが、完璧な清掃は最低条件です。清掃スタッフは基本的に一人で物件に向かい、終わるとスマホで連絡をして終了です。すぐに次のチェックインゲストがやってくるので、基本的には毎回、誰かが清掃をチェックすることはありません。しっかりとしたマニュアルがあり、研修をしているかどうかもチェックのポイントです。

2. 備品類の管理や使用に無駄がないか
掃除用具の内容にしても「他のホストもみんなこうです」というアプローチにそのまま応じるのではなく、必要な部分とそうでない部分をきっちり取り決める必要があります。アメニティなど備品補充コストは思っている以上にかかります。次のゲストが利用するときに、備品が足りないという意見が出ないようにしっかりと管理してくれる清掃スタッフであるかも重要です。

3. 危機管理指導をしているか
危機管理について、ある程度の指導をしているのかも確認するのが望ましいです。民泊の清掃担当者は、急病や事故で倒れたゲスト、テロや犯罪などの第一発見者になる可能性もあります。万が一に備えた際の24時間体制の連絡方法や、緊急対処の方法をマニュアル化していると、オーナー側の安心度は全く違います。

ゲストに接することが最も多い場面で仕事をしてくれているのは清掃スタッフです。彼らの仕事ぶりで民泊経営の利益に大きく違いが出てくることは否定できません。ゲストのためを思って仕事をしてくれる清掃チームの部屋には、お土産を置いていくゲストも少なくないそうです。ぜひ、そんな頼れる存在の清掃業者を選んでください。(提供:民泊投資ジャーナル)

最終更新:9月22日(木)6時10分

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