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『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』最強モンスターマスターが、ついに決定! “Great Master’s GP”決勝大会リポート【TGS 2016】

ファミ通.com 9月22日(木)0時2分配信

文・取材:ライター 齋藤モゲ、撮影:カメラマン 平原克彦、撮影:カメラマン 曽根田元

●熱戦続出! 大会の模様を徹底リポート!
 2016年9月15日(木)~9月18日(日)まで、千葉県・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ 2016(15日、16日はビジネスデイ)。最終日となる2016年9月18日に、スクウェア・エニックスのブース内ステージ、およびイベントステージにて、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』の全国ナンバーワンを決める公式大会“Great Master’s GP”の決勝大会が行われた。以下では、その模様をお届けする。

●オトナ顔負けの戦いっぷり! 小学生の部決勝大会
 2016年9月18日、開場から間もなくしてスクウェア・エニックスのブースで始まったのが、“Great Master’s GP”小学生の部の決勝大会だ。本大会の解説者として、同作のプロデューサーである犬塚太一氏が登壇後、さっそく激戦をくぐり抜けてきた4人の少年少女たちによる激闘がくり広げられることになった。

準決勝第1試合は、東京予選代表のかなかな選手と大阪予選代表のりょうま選手による対戦。Gサイズの海のまもりガメをくり出したかなかな選手に対して、りょうま選手は4体のモンスターを出して挑む。“みがわり”からの各種強化特技を使い、手堅さを見せつけつつ序盤からジャッジポイントで若干優位に立ったりょうま選手は、中盤に凶キングリザードの“ステルスアタック”で海のまもりガメを倒すことに成功。かなかな選手はこの劣勢を最後までひっくり返すことができなかった。ファイナルラウンドには、りょうま選手がスタンバイモンスターの拷問王イッタブルを倒し、強者どうしでは珍しい5ラウンド勝負での完勝を見せつけた。

 続く準決勝第2試合では、スクウェア・エニックス特別枠で参加の紅一点、まかちん選手が登場。対するは、名古屋予選代表のみらい選手だ。まかちん選手は、大会ではあまり見かけないだいおうイカをパーティに組み込んでいたのが印象的。対するみらい選手の戦いぶりは、準決勝第1試合のりょうま選手と近く、“みがわり”をしたモンスターを置きながら、弱体や強化、回復をしながら“たいあたり”や“ステルスアタック”などで攻撃するという、安定感バツグンのスタイル。最終ラウンド直前には、だいおうイカの強烈な攻撃がヒットし、まかちん選手がジャッジポイントでほぼ並ぶ。しかし、最終ラウンドで一気にみらい選手が押し込み、勝利を手にすることになった。

 決勝戦は、パーティ編成やモンスターの役割が似ているりょうま選手とみらい選手の一騎討ち。スタート時にパーティに組み込んでいたモンスターもタホドラキー、海のまもりガメ、凶キングリザードの3体は同じという布陣。バトル序盤で、りょうま選手は“ステルスアタック”や“グランドクロス”といったダメージを稼げる特技を駆使しながらガンガン押し、まずはジャッジポイント獲得に走る。しばらくはリードを維持していたが、中盤戦に差し掛かるとジャッジポイントで逆転され、りょうま選手は若干不利に。マヒしているモンスターが増えたこともあってか、りょうま選手はモンスターをすべて入れ替えて流れを変えようとする。一方、みらい選手は回復役をメタルホイミンに切り換えたのみで、みずからのスタイルを貫く作戦の様子。りょうま選手が出したパーティは、読みが当たれば絶大な効果を発揮する各種“よそく”や、連携の起点となる“チェイン”を使うモンスターたち。そのチカラを使って連携でみらい選手のモンスターを2体倒すが、それをみらい選手は“せいれいのうた”で一気に回復する。逆に、みらい選手の凶キングリザードがすさまじい威力の“ステルスアタック”を放ち、2体のモンスターを倒すことに成功。すぐさまもう1体も倒し、大きくジャッジポイントでリードすることに成功した。1体だけの状態のまま、ファイナルラウンドに突入することになったりょうま選手は、さすがに打つ手なし。そのまま、名古屋予選を勝ち抜いたみらい選手が小学生の部で優勝を飾った。

 解説を担当した犬塚氏も「連携からの逆転は見応えがありましたし、どちらも強くて、とてもいい試合でした」とコメント。確かに、いずれの出場者も並みのオトナではとても太刀打ちできないほどの実力を持ったキッズばかりで、ゲーマーとしての行く末には大いに期待ができそうだった。

●ガチの熱戦が連発! “Great Master’s GP”一般の部決勝大会
 続いて、同日にイベントステージで行われたのは、一般の部の決勝大会。ここからは、解説の犬塚氏に加え、ゲスト解説として『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』シリーズを、著名人とは思えぬほどやり込んでいる声優の安元洋貴氏が参加。スライダーガールが本作に登場しないことをボヤくというやりとりや、発売序盤の暴走ザラキのムーブメントに対するコメント(マニアック!)もありつつ、公式大会には欠かせぬメンバーが揃ったところで、いよいよ選手入場となった。

 今回の大会に出場しているのは、東京、名古屋、大阪で行われた予選大会を突破した各2名の選手と、ゲーム中の“Wi-Fiランキングバトル”で行われた“メンバーズ予選”の上位2名の、合わせて8名。なかには、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』シリーズの大会では半ば常連とも言えるほどの猛者もチラホラ。そんな決勝大会に相応しい顔ぶれが、しのぎを削ることになった。

 ここからは、準々決勝4試合、そして準決勝2試合の模様を簡単に解説していこう。

【準々決勝第1試合】
東京予選1位 ぱちょん選手vs大阪予選2位 レフト選手

 モンスター4体どうしのパーティからスタート。早々に“メドローア”や“グランドクロス”を連発していくレフト選手に、2匹のモンスターを倒されたぱちょん選手は、すぐさまGサイズの凶キングリザードに入れ替え。対するレフト選手は、各種効果をパーティ全体にかける“おすそわけ”や、みずからをあえて呪いにする“狂信者”などを駆使しつつ、強烈な呪文攻撃を加えていく。ぱちょん選手は“亡者の執念”と“リザオラル”を使い、圧倒的な攻撃力でジャッジポイントを稼ぐ作戦に。ファイナルラウンドではジャッジポイントをリードしたぱちょん選手が“ラウンドゼロ”で即座にラウンドを強制終了させ、勝利した。

【準々決勝第2試合】
●名古屋予選1位 はやぶさ選手vsメンバーズ予選2位 にせおじ選手

 こちらもモンスター4体どうしのパーティ構成。序盤はお互いに強化や弱体化を狙いつつの様子見をしていたが、にせおじ選手の“チェイン”を見たはやぶさ選手がパーティを入れ替え、“アストロン”で連携によるダメージを防ぐ。しかし、つぎのターンでもにせおじ選手の連携が発動。呪文を中心やビッグバンなどを軸にした連携で、3体のモンスターを倒すことに成功! ジャッジポイントが優勢になったところで、にせおじ選手がパーティを入れ替え。パーティを入れ替え済みで、モンスターが1体だけ残ってしまったはやぶさ選手としては、ジャッジポイントを覆すための打つ手はない。盤石な状況を作り上げたにせおじ選手は、ジャッジポイントのリードを守るべく“アストロン”を使い、勝利を確定させた。

【準々決勝第3試合】
●メンバーズ予選1位 にころと選手vs名古屋予選2位 いぶさん選手

 それぞれGサイズのファイナルウェポンと、同じくGサイズのキラーマジンガを出し、“巨大ロボット大決戦”の様相を呈した第3試合。序盤は準備が中心の動きかと思いきや、いぶさん選手のキラーマジンガがいきなり“マダンテ”を放ち、ファイナルウェポンを沈めた。その後、お互いに4体のスタンバイモンスターどうしの戦いへ突入。互いにアトラスやギガンテスなどを組み込んだ超攻撃型のパーティのためか、“特攻”が相殺になるようなシーンも見受けられた。試合はお互いに、“冥界の霧”が出た状態からの“ポイント還元”→“最後のあがき”でいったんみずからに大ダメージを与え、それを相手への攻撃に転化する戦いに。この壮絶な殴り合いにより、お互いのスタンバイモンスターだった4体が全滅し、キラーマジンガを生き残らせていた、いぶさん選手が勝利を収めた。

【準々決勝第4試合】
●大阪予選1位 まーぼー選手vs東京予選2位 リキメ選手

 互いに4体のモンスターを出した状態で、試合は開始。序盤には“チェイン”後の“パーティチェンジ”が相殺されるという、驚きの戦術カブりが見られたが、その後はリキメ選手による連携が発動し、ジャッジポイントでグッと差を開く。苦しくなったまーぼー選手は4体のスタンバイモンスターと入れ替えるも、さらに次のターンでもリキメ選手が連携を放ち、まーぼー選手のスタンバイモンスターが全滅。ファイナルラウンドでは、ムリにたたみ掛けずに“アストロン”でしっかり守りを固めたリキメ選手が、勝利を手にした。

【準決勝第1試合】
●東京予選1位 ぱちょん選手vsメンバーズ予選2位 にせおじ選手

 モンスター4体どうしでのスタート。序盤は相手を牽制しながらの、緩やかな立ち上がりとなる。どちらも“みがわり”を使った定番の動きを見せるが、決定打はなし。ラウンドは進むも、ジャッジポイントには差があまりないという状況のなか、にせおじ選手のモンスター2体がマヒしてしまう。そこで、にせおじ選手は入れ替えを選択。しかも、すべてスタンバイモンスターに入れ替えるという作戦に出る。その後もお互いにハイレベルな牽制をくり返すが、モンスターを倒すなどして、少しずつにせおじ選手がジャッジポイントで優位に立ち、ファイナルラウンドへ突入。ぱちょん選手は攻撃力特化のGサイズ凶キングリザードを出し、“すてみ”からの攻撃でジャッジポイント獲得を狙う。しかし、運も絡んだのか、思ったほどのダメージを与えることができなかった様子。けっきょくジャッジポイント差を覆すことはできず、にせおじ選手が逃げ切った。

【準決勝第2試合】
●名古屋予選2位 いぶさん選手vs東京予選2位 リキメ選手

 いぶさん選手は、準々決勝でも大活躍したGサイズのキラーマジンガを出してスタート。対するリキメ選手は、モンスター4体で迎え撃つ。リキメ選手は“マダンテ”を警戒し、初手はアストロンで対応。しかし、それを読んでいたのか、1ラウンド目では“マダンテ”を放たない。いぶさん選手が“マダンテ”を放ったのは2ラウンド目だった。この読み合いに負けてしまったリキメ選手は、キラーマジンガを“最後のあがき”で道連れにするも、スタメンと言える4体を失い、大きくジャッジポイントに差を付けられる。お互いにスタンバイモンスター4体どうしとなった後半戦。圧倒的な攻撃力を誇るいぶさん選手のモンスターをリキメ選手のモンスターが2体倒すも、いぶさん選手もしっかりと反撃してジャッジポイントを死守。古豪のいぶさん選手が、決勝進出を決めた。

●手の内を知り尽くした相手との戦い! 決勝戦の結果は……!?
 メンバーズ予選2位のにせおじ選手と、名古屋予選2位のいぶさん選手が、いよいよ決勝の舞台へ。安元氏に「絶対に知り合いでしょ?」というツッコミを入れられていたが、実際に彼らは知り合いの様子。決勝前、「勝ちたい」と熱意を見せるにせおじ選手に対して、いぶさん選手は「5ラウンド戦を考えた2位狙いのパーティ作りだったのですが、(にせおじ選手を)調子に乗らせたくないので、真面目にやろうと思います」というコメントで応酬していた。

 そして、いよいよ決勝がスタート。いぶさん選手のスタメンは、おなじみGサイズのキラーマジンガ。対するにせおじ選手のスタメンは、4体のモンスターによる“みがわり”を意識した構成だった。そして、1ラウンドからいきなりバトルは動く。なんといぶさん選手のキラーマジンガが放ったスーパーハイテンションからの“ステルスアタック”で、にせおじ選手のスタメンが全滅! のろいのいわに“最後のあがき”を受けるも、しっかりキラーマジンガが生き残り、いぶさん選手が圧倒的に優位な状況になった。にせおじ選手のスタンバイモンスターは4体で構成されており、登場早々に“みがわり”や“物理よそく”などを使用する。そこにキラーマジンガが“せいけんづき”を放ったため、豪快に撃沈。2ラウンド目にして、お互いにスタンバイモンスターどうしの戦いとなった。
 ジャッジポイント的には、いぶさん選手が優勢のまま、中盤戦に突入。決定的なダメージを与えられないまま、状態変化や強化などでお互いにジリジリとジャッジポイントを加算していく。7ラウンド目にはジャッジポイントがほぼダブルスコアになり、にせおじ選手のモンスターのMPが枯渇。ジャッジポイントで優勢に立てない以上、相手を倒すことができなければにせおじ選手の勝利もないのだが、MPが不足しているため、それもままならない。最終ラウンドにはにせおじ選手の“マダンテ”が飛び出すも、相手を倒せるほどのダメージを与えられず終了。最終的には、ダブルスコアのジャッジポイントでいぶさん選手の手に優勝がもたらされた。以下では、決勝に残ったふたりのコメントを紹介する。

いぶさん選手のコメント
「長いあいだ連れ添ってくれた相棒のメカホイミソ(キラーマジンガ)ががんばってくれたおかげで勝てました。うれしかったです」

にせおじ選手のコメント
「なんで、ボクはアストロンをやらなかったのでしょうか……」

 このコメントからもわかるように、ちょっとした判断ミスで勝敗が分かれるのが本作の魅力のひとつであり、決勝でもその言葉通りのことが起きたようだ。ちなみにゲスト解説の安元氏は「キラーマジンガがマダンテを撃つか、そのほかの攻撃をするかを、あえてAIに任せてしまうという作戦はあります。この試合では、その完成形を見られたような気がしました」と、激しいバトルに感じ入っていた様子。なお、優勝者がどんなモンスターを育成していたのかは後に公式サイトで発表されるようなので、その内容に注目したい。

 アツく盛り上がった大会の最後は、一般の部と小学生の部を合わせた表彰式。ここで『ドラゴンクエスト』シリーズの産みの親である堀井雄二氏がプレゼンターとして登壇。激しい大会を勝ち抜いたマスターたちを称えていた。

 なお、表彰式終了後に『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』の発売が電撃発表された。発売日は2017年2月9日とのことなので、まだまだバトルは終わらない。新たなバトルの舞台に向けて、みんなも切磋琢磨しておこう!

最終更新:9月22日(木)0時2分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。