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〔米株式〕NYダウ続伸、163ドル高=利上げ見送りを好感(21日)☆差替

時事通信 9月22日(木)6時0分配信

 【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク株式相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが見送られたことなどを好感し、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比163.74ドル高の1万8293.70ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は53.83ポイント高の5295.18と、過去最高値を更新して引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3825万株増の8億9835万株。
 日銀が長期金利を0%に誘導する金融政策の追加措置を決めたことなどを受け、この日はアジア、欧州市場で株価が上昇。その流れを引き継ぎ、朝方のダウは100ドル近い上げ幅で取引された。
 その後はFOMC声明の発表を控えた警戒感もあり、ダウは昼頃に一時マイナス圏に沈む場面もあったが、利上げ見送りの決定が伝わると、買い安心感から終盤にかけてするすると値を上げた。米原油在庫の急減を背景に、原油先物相場が大幅に上昇したことも投資家のリスク志向を高めた。
 市場関係者は「今回の追加利上げ見送りや年内1回の利上げは想定されていたが、来年以降の利上げ回数の見通しが引き下げられたことで、金融緩和が長期化するとの見方が広がった」(日系証券)と話した。
 個別銘柄(暫定値)では、ボーイングとキャタピラーがいずれも2.2%高と、ダウの上昇を主導。原油高を好感し、エネルギー株のシェブロンとエクソンモービルもそれぞれ2.0%高、0.9%高と買われた。英マクラーレン・テクノロジー・グループの買収を視野に交渉を始めたと一部で報じられたアップルはほぼ横ばいだった。

最終更新:9月22日(木)8時26分

時事通信