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ギリシャの姉妹都市と音信不通 提携休止へ 篠山

神戸新聞NEXT 9月22日(木)11時0分配信

 兵庫県の篠山市は、姉妹都市提携を結んでいるギリシャのアンシェントエピダウロス地区に対し、近く提携休止を申し入れる方針を決めた。10年以上交流がなく、音信不通が続いているため。このほど策定した「諸外国との都市間交流指針」に、この方針も盛り込んだ。

【写真】両首長間で交わされた姉妹都市議定書

 姉妹都市提携は、1988年に旧西紀町との間で締結。当初は互いのまちを関係者が訪れ、ギリシャの彫刻家が制作した神話の神の銅像を旧役場前に建てるなど交流を深めた。 現在も西紀支所に両首長が署名した書類や銅像が残るが、約12年間交流がなく、現地の担当者とも連絡が取れないことから、県などを通じて休止を申し入れることにした。

 同市市民協働課は「連絡すら取れない状況なので仕方ない。直ちに解消というわけではないので、少しでもあちらの意向が分かれば」としている。

 一方、市の交流指針は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の創造都市ネットワーク加盟を受け、海外から提携の申し入れが相次いでいるため策定。住民レベルで特定の分野の交流が深まった段階で合意する「市民交流都市」と、篠山市と多くの分野で類似し互いの信頼関係が構築されているなどの条件で結ぶ「姉妹・友好都市」に分けた。(安福直剛)

最終更新:9月23日(金)16時44分

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