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西川・福井知事「国の裏切り」 廃炉で文科相と面談

朝日新聞デジタル 9月22日(木)2時13分配信

 21日夜に福井県庁であった西川一誠知事と松野博一文部科学相の面談の主なやりとりは次の通り。

     ◇

 松野文科相 福井県、敦賀市の皆様には原子力政策、国のエネルギー政策に大変なご協力をいただいていますことを改めて感謝申し上げる次第です。

 本日、もんじゅを含む今後の高速炉開発の進め方につきまして、夕刻に政府で原子力関係閣僚会議を開催しました。その議論についてまずはご報告、説明をと思って参った次第です。会議日程の設定、方向性について直前まで省庁間、関係機関の調整をしていたもので、皆様方に説明不足があったかと思います。大変ご迷惑をおかけしました。

 会議では、核燃料サイクル政策を進めていくこと、高速炉研究もしっかりと取り組んでいくことを確認しました。一方、福島第一原子力発電所の事故後に新規制基準が策定されるなどの変化があり、高速炉研究の面で日仏間の協力の開始と、我が国の高速炉研究を取り巻く環境に近年大きな情勢変化もあります。

 このため国内の高速炉開発の司令塔として、新たに高速炉開発会議を設置し、我が国の高速炉開発方針案の検討作業を行うという決定もしました。あわせてもんじゅにつきまして、廃炉も含め抜本的な見直しを行うこととし、その取り扱いに関する政府方針を高速炉開発の方針とあわせ、本年中に原子力関係閣僚会議で決定することとしました。福井県民の皆様方、敦賀市民の皆様方、地元自治体の方々にしっかりと説明し、調整を行って参りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

 西川知事 ご多忙の中、夜分遅く来ていただきお疲れさまでございます。

 もんじゅはこれまで事故や様々なトラブルがある中、福井県は地元・敦賀市とともに様々な風雪に耐えながら安全確保に全力を期す一方、関係各省も参加するエネルギー研究開発拠点化計画の中核にもんじゅを位置づけて、地元に対するもんじゅの役割を明確にしながら、もんじゅと核燃料サイクルの支援、協力に何十年にわたって努めてきたところです。もんじゅや原子力発電に対する県民や敦賀市民の信頼、理解も得られてきたと考えています。

 こうした長い歴史と地元の努力がある中、地元に全く説明がないまま、本日の関係閣僚会議において、廃炉も含めて抜本的な見直しを行うとの考え方が示されていることは、政府の無責任極まりない対応であり、県民としては不信を抱いているということをまずお伝えしなければなりません。

朝日新聞社

最終更新:9月22日(木)2時37分

朝日新聞デジタル

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