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夜間の歩行者横断中事故、89%がロービーム 静岡

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月22日(木)8時1分配信

 静岡県内で夜間、歩行者が道路横断中に発生した2015年の交通事故537件のうち、車のライトがロービーム(下向き)だった事故が89%に上ることが21日、静岡県警のまとめで分かった。夜間の走行はハイビーム(上向き)が原則。県警はハイビームなら防げた事故も多数あったとみて、ドライバーに夜間のハイビーム利用原則の浸透を図っている。

 県警交通企画課によると、537件のうち478件がロービームだった一方、ハイビームは4件(0・7%)だった。残りは無灯火53件、補助灯1件、調査不能1件だった。

 死亡事故は26件起き、ロービームが23件(88%)を占めた一方で、ハイビームでの事故はなかった。道路運送車両法の保安基準によると、夜間、ロービームは40メートル先まで、ハイビームは100メートル先まで照らすとされる。このため夜間にロービームで走行中は歩行者に接近するまで気付かないことが多いという。

 道交法は夜間の走行についてハイビームを原則とし、対向車や前を走る車の安全な交通を妨げる恐れがある時にロービームの使用を義務付けている。県警担当者は「夜間は対向車や前方の車に配慮しロービームのまま走行しているドライバーが多い」と指摘。「歩行者事故を防ぐため、こまめに切り替えてほしい」と呼び掛けている。

静岡新聞社

最終更新:9月22日(木)8時1分

@S[アットエス] by 静岡新聞