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交通事故10~12月最多 早い日没、気ぜわしく

神戸新聞NEXT 9月22日(木)11時0分配信

 兵庫県内で起きた過去10年間の交通人身事故件数は、四半期別で「10~12月」が最も多かったことが21日、神戸新聞社の調べで分かった。全国でも同様の傾向で、死亡事故ではより顕著だった。県警は「日照時間が短くなる上、年末に向かって気ぜわしくなるためではないか」と原因を分析。21日に始まった「秋の全国交通安全運動」でも、早めの車のライト点灯や歩行時の反射材着用を呼び掛ける。

 県内で起きた2006~15年の人身事故の発生月を調べ、四半期別にまとめた。

 その結果、年別でみると、13年を除いて「10~12月」が最も多くなった。10年間の合計では、「10~12月」が9万3031件で全体の26・5%を占めた。続いて、「7~9月」の8万9846件、「4~6月」の8万5495件、「1~3月」の8万3194件となった。

 死亡事故も「10~12月」の発生が多い。県内では13年を除くと毎年最多で、年間に占める割合が30%を超えた年も計5年あった。14年は36・8%、15年は27・5%に上った。県警は「ドライバーも歩行者も時間に余裕を持って行動してほしい」と訴える。

 21日は神戸市中央区の県警本部で、同運動の出発式があった。太田誠本部長が白バイ隊員らに「街頭活動で存在感を示し、悲惨な事故の防止に努めてもらいたい」と訓示。交通機動隊の浅野将平巡査長が「悪質性、危険性、迷惑性の高い違反を重点とした交通指導取り締まりに全力で取り組みます」と決意表明し、パトロールに出発した。

 交通企画課によると、県内で今年1月~9月20日の人身事故件数は1万9463件(年同期比885件減)、事故死者は100人(同20人減)となっている。(初鹿野俊)

最終更新:9月22日(木)11時52分

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