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千家十職、塗師の技を一堂に 京都で中村宗哲さん個展

京都新聞 9月22日(木)10時50分配信

 千家の茶道具を手がける千家十職の塗師十三代中村宗哲さんの個展が21日、京都市下京区の京都高島屋で始まった。妹の陶芸家四代諏訪蘇山さんとの合作も含め、新作40点を出展している。
 中村さんは、子どもの頃から好きだった「枕草子」の景色や時代を超えて感じられる空気感、光を作品に託した。ピンクや黄色の細い線で夜明けのかすみたなびく様子を表した大棗(なつめ)など、春夏秋冬の一節を茶器に映した。
 また、カササギや五色の糸巻きをモチーフに七夕などの五節句を題材にした香合や櫃(ひつ)なども並び、訪れた人たちは、優雅さをまとった作品の数々に見入っていた。27日まで。無料。

最終更新:9月22日(木)10時50分

京都新聞