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桜ケ丘病院移転先 静岡知事、清水庁舎なら「反対運動」

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月22日(木)8時23分配信

 川勝平太知事は21日の定例記者会見で、静岡市清水区の桜ケ丘病院の移転問題に関し、市役所清水庁舎が移転先に選定された場合は「反対運動を起こす」との考えを示した。病院を運営する独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)に、清水庁舎周辺の津波浸水想定などを記載した資料を提供したとも説明した。同病院は老朽化などを理由にJCHOが移転を決め、同市が清水桜が丘公園と市役所清水庁舎の2カ所を移転候補地として情報提供した。しかし津波浸水想定区域内の清水庁舎への移転には、病院現在地の住民から反対の声が上がっている。川勝知事は「災害時に救護病院の役割が果たせない。県民の安全という観点から受け入れられない」として、清水庁舎が選定された場合、「集会を開いて(田辺信宏市長に)経緯を説明してもらう」と述べた。清水庁舎の提示は田辺市長の政治判断なのに明快な説明がないとも指摘し「独善的でエゴそのもの」と批判。同日付で田辺市長宛てに県の意見を記した文書を送ったことも明らかにした。



 ■「JCHOの判断尊重を」 知事文書に静岡市長

 桜ケ丘病院が静岡市役所清水庁舎に移転された場合、県として反対するなどとして川勝平太知事から届いた文書に対し、田辺信宏市長は21日、「説明責任については、市職員と住民代表が昼夜を問わず話し合いを重ね、意見を十分把握してきたと考えている。今後、JCHOが選ぶ候補地を県も尊重し、協力してほしい」とするコメントを発表した。

 田辺市長は「清水庁舎を候補地の一つにしたのはJCHOから示された条件に合致した土地であるからであり、その旨を議会や住民に説明してきた」ともコメントしている。

静岡新聞社

最終更新:9月22日(木)8時23分

@S[アットエス] by 静岡新聞

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