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タイ観光収入目標引き上げ 外国人客好調 昨年比14%増7.5兆円設定

SankeiBiz 9月23日(金)8時15分配信

 タイ政府観光庁は、2016年の観光収入目標を前年比14%増となる2兆5800億バーツ(約7兆4562億円)と設定し、当初目標の2兆4100億バーツから引き上げた。同国は景気低迷が長引くなか、好調な観光業が経済を後押ししている。現地紙バンコク・ポストなどが報じた。

 修正後の収入目標の内訳は、外国人旅行者からの収入が前年比18%増の1兆7200億バーツ、国内旅行者による収入が7%増の8600億バーツとなっている。

 同国は外国人旅行者が順調に増加しており、今年1~9月は前年同期比13%増の2490万人、同期の外国人旅行者による観光収入が17%増の1兆2500億バーツと予測される。

 同庁のユッタサック・スパソーン総裁は、タイと中東地域やロシアなどを結ぶ航空路線の拡充に加え、中国の国慶節の長期休暇期間(16年は10月1日~7日)には、大勢の中国人旅行者が見込まれることなどから、観光収入の目標達成に自信を示した。同庁は今年末にかけて、中国や日本からのさらなる旅行者誘致に注力するとともに、女性旅行者向けの新たな観光キャンペーンを立ち上げる方針だ。

 一方、今年1~9月の国内旅行による観光収入は、前年同期比6%増の6290億バーツと予想される。同国は経済回復の兆しが見え始めるなか、週末などを利用した小旅行に人気が集まっている。今年8月には人気観光地の南部プーケットなどで爆破テロが発生したものの、同庁は観光業全体に大きな影響を与えることはないと強調。引き続き旅行各社などと連携し、旅行者の安全確保に最善を尽くす意向を示した。(シンガポール支局)

最終更新:9月23日(金)8時15分

SankeiBiz