ここから本文です

NY市場サマリー(21日)

ロイター 9月22日(木)7時56分配信

[21日 ロイター] - <為替> 米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策決定を受けてドルが対円で下げ幅を拡大し、3週間半ぶり安値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを見送ったほか、今後数年の金利見通しを引き下げたことが重しとなった。

クレディ・スイスの為替ストラテジスト、アルビス・マリノ氏は「ドット・プロットはかなりの下方修正となった」とし、「これ自体、極めてハト派的な動き」と分析する。

ドル/円<JPY=>は日銀の金融政策決定を受けて1%超値下がりしていたが、FOMC声明を受けてさらに下げ足を速めた。一時は1.3%安の100.37円と、3週間半ぶりの水準をつけた。

日銀は新たに「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を発表し、イールドカーブを直接コントロールする方針を打ち出したが、市場ではインフレ押し上げ効果をめぐり懐疑的な見方が強かった。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米連邦準備理事会(FRB)が米経済成長見通しを引き下げたことを受け、国債利回りが低下した。

ウエスタン・アセットマネジメントのポートフォリオマネジャー、ジュリエン・スコルニック氏は「利上げの論拠は強まったものの、FRBは利上げに踏み切る用意はまだできていなかった」としている。

5年債と30年債の利回り格差<US5US30=TWEB>は119bpと、約1週間ぶりの水準に縮小した。

日銀はFRBと同じ日程で開いていた金融政策決定会合で長短金利を誘導目標とする新しい金融緩和の枠組みを導入を決定。シュローダー(ニューヨーク)の米債券ポートフォリオマネジャー、リサ・ホーンビー氏は、「市場は日銀の新枠組みの意味するところを理解しようとしている」と指摘。市場では日銀の措置、およびFRBのこの日の決定をを市場が消化するには少なくとも丸1日かかるとの見方が出ている。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 大幅上昇した。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ見送りで、低金利環境が当面続いて株式相場を下支えするとの見方が広がった。ナスダックは過去最高値で取引を終えた。

21日は日銀が物価目標の達成に向けて金利目標を導入。このことにも市場は反応した。

S&Pの主要11部門が全て値上がりした。原油値上がりでS&Pエネルギー株指数<.SPNY>は約2.1%上昇し、部門別で最も大幅に値を上げた。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 3営業日続伸した。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合では追加利上げがほぼ確実に見送られるとの思惑が一段と強まったことから、金相場は朝方から堅調に推移。また、日銀が消費者物価が安定的に2%を超えるまで金融緩和を長期間継続する方針なども表明したことから、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となった。清算値確定後に発表されたFOMC声明では、FRBは政策金利の据え置きを決定。年内利上げの実施に意欲的な姿勢を示したものの、FOMC参加者による金利見通しで今後の利上げ想定回数が減ったことから、声明発表後に相場は上げ幅を拡大した。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 米原油在庫が予想外に急減したことを背景に買い進まれ、3日続伸した。米エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した在庫週報によると、16日までの1週間の米原油在庫は前週比620万バレル減と、市場予想(ロイター通信調べ)の340万 バレル増に反して大幅な取り崩しとなった。在庫減は3週連続。これを受けて、供給過剰懸念が後退したことから、相場は一時45.58ドルまで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で「利上げの根拠は強まっている」と表明し、年内利上げに意欲を見せたが、原油相場への影響は限定的だった。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

最終更新:9月22日(木)13時36分

ロイター

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]