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ベトナム、上下水道整備に1兆円試算 16~20年、資金調達が課題

SankeiBiz 9月23日(金)8時15分配信

 ベトナムは、上下水道の整備に巨額の費用を要する。同国建設省は、2016~20年の上下水道整備の事業費が総額102億ドル(約1兆233億円)に達するとみている。同国は人口増に伴い水需要が拡大するなか、安全な水の供給や適切な下水処理対策が急務となっている。現地紙サイゴン・タイムズなどが報じた。

 同国の795の都市では現在、必要とされる給水量が1日当たり740万立方メートルとされ、10年前と比較して1.6倍に拡大した。一方で浄水施設は約30カ所、給水能力は同86万平方メートルで、需要のわずか12%にとどまっている。さらに、給水損失率は20%とされる。

 建設省の幹部は、20年には都市部の人口が4400万に増加し、必要な給水量は1日当たり960万立方メートルに拡大すると予測。また下水は、同700万立方メートルの処理能力が必要とみている。

 建設省が試算する20年までの上下水道整備費の内訳をみると、既存の浄水施設の設備刷新や浄水施設の増設に33億ドル、新たな下水処理施設の設置に69億ドルとなっている。世界銀行から4億ドルの資金提供を受けて南部メコンデルタ地域で浄水設備の設置を進めるほか、合計40カ所の下水処理場の建設に着手している。

 しかし、同国上下水道協会の会長は、政府開発援助(ODA)などの国際援助が減少するなか、上下水道整備に向けた資金調達が課題だと指摘した。さらに、水源の汚染問題への懸念も高まっている。

 同国では11月に水処理や再生可能エネルギー関連の2つの展示会が開催される予定だ。世界38カ国400社の出展が見込まれ、参加企業は昨年よりも38%増加するとみられている。同国で上下水道のインフラ需要が高まるなか、関連企業にとっては新たな商機が広がりそうだ。(シンガポール支局)

最終更新:9月23日(金)8時15分

SankeiBiz

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