ここから本文です

PCメーカーが戦車道 WoT「PCメーカー対抗トーナメント」アンチョビ役吉岡麻耶さんも登場

ITmedia PC USER 9/22(木) 6:10配信

 9月15日~18日に幕張メッセで開催した「東京ゲームショウ2016」の2日目、16日にPCメーカーどうしが火花を散らす戦いが勃発(ぼっぱつ)した。

【GALLERIAチームに参戦したガルパン・アンチョビ役の吉岡麻耶さん】

 「World of Tanks」などのオンラインゲームを手掛けるゲーム企業Wargamingが主催の、「第二次PCメーカー対抗トーナメント」だ。各PCメーカー内でチームを組み、World of Tanksで他社チームをボコりボコられる。各社、自社の看板を背負ってぶつかることになるため普通はこんな企画やらないと思うのだが、そこはTGSというお祭りドンチャン騒ぎをWargamingがうまく使ったということだろう。

 そんなお祭りに乗っかったのは、LEVEL∞(ユニットコム)、G-GEAR(TSUKUMO)、ALIENWARE(デル)、OMEN's 7(日本HP)、PREDATOR(日本エイサー)、GALLERIA(サードウェーブデジノス)の6社だ。なお、エムエスアイコンピュータージャパンも参加予定だったが諸事情より棄権となった。

 試合はWorld of Tanksの7対7、3戦2勝形式で行われた。World of Tanksをご存じない方にゲーム内容を簡単に説明すると、各プレイヤーが1台の戦車を操縦し、敵チームの戦車を砲撃する。砲撃されるとHPが減り、0になると操縦不能となる。車両には重戦車、中戦車、軽戦車、駆逐戦車、自走砲といった種類があり、それぞれ弾の威力や装甲の厚さ、機動力などが異なる。今回は試合時間を7分間とし、先に敵車両を全て撃破、あるいは陣地を一定時間占領すると勝利とするルールだ。

 初戦はユニットコムのLEVEL∞チームと、TSUKUMOのG-GEARチームが対戦した。

 司会はタレントの鉄平氏、解説はプロゲーマーチーム「SCARZ」のRenno氏が担当し、各車両の特性やチームの陣形、形勢を事細かに解説した。

 試合展開はG-GEARチームがLEVEL∞チームを包囲。対戦の様子はニコニコ生放送で放送されていたため、そのコメントの中にも散見されたがG-GEARチームは戦略的に車両を配置していくなど練習を重ねている様子だった。

 一方のLEVEL∞チームは2戦目でも陣地占領を許すなど後手後手に回り、コメントでは高橋氏に対して応援の声や「前回も出てただろw」といったツッコミが入っていた。

 結果は2戦ともG-GEARチームが勝利し、準決勝へと進んだ。

 続いての2回戦は、日本HPのOMEN's 7チームと日本エイサーのPREDATORチームの対戦。PREDATORチームが「日本HPのHPをガリガリ削っていきたい」と発言していたのが印象的だった。

 1戦目はPREDATORチームがOMEN's 7チームを包囲するも膠着(こうちゃく)状態がしばらく続き、試合結果は引き分けとなった。しかし、中心で固まっていたOMEN's 7チームが不用意に建物の影から出てきたPREDATORチームの車両を後半に沈めていき、残存車両、HPともにOMEN's 7チームが上回ったためOMEN's 7チームの勝利となった。

 2戦目ではOMEN's 7チームが陣地占領作戦で先行するも、全員で陣地に固まってしまったため身を隠せない状態に。そこをPREDATORチームが集中砲火し、PREDATORチームが勝利。試合の行方は3戦目へ持ち込まれた。

 決戦となった3戦目の舞台はステップという草原地帯。そのため建物などの障害物が少なく、地形の起伏を活用して射線を避ける試合となった。その地形をPREDATORチームがうまく使ったことで3戦目を制した。「ロマン砲」とも呼ばれる183mm砲を搭載したPREDATORチームの「FV215b 183」の砲撃が命中し、日本HPのHPが宣言通りガリガリ削れたところで会場、コメントともにドッとわいた。

 準決勝はG-GEARチーム対PREDATORチーム。1試合目を制したものどうしということもあり、序盤は両者慎重な動きだったが、G-GEARチームがPREDATORチームのHPを着実に削っていくことでG-GEARチームが勝利。2戦目も似た展開で、G-GEARチームが練習量を見せつけた結果となった。

 続く準決勝はデルのALEINWAREチームとサードウェーブデジノスのGALLERIAチーム。デルは今回、対戦用のPCを全て提供しているということもありコメントには「弊社ー!」「弊社PCがんばれー」といった応援が見られた。

 対するGALLERIAは、前回の第一次PCメーカー対抗トーナメントの覇者。そのため今回はシード枠での出場となった。「前回優勝したので、今回も連覇を狙っていきたい」と意気込んだ。また、チームメンバーとして「ガールズ&パンツァー」のアンチョビ役の声優、吉岡麻耶さんを迎えた。

 吉岡さんは、「戦車にはとても愛着を持っておりますので、今年も優勝を目指して、3度のおやつを2度にして頑張ってまいります!」とガルパンファンへサービスしつつ意気込みを見せた。

 また、応援にロシア人のコスプレイヤーを二人呼び、前回王者らしくこの戦いに力を入れていることが見てとれた。

 さて、1戦目だが結論からいうとGALLERIAチームの圧倒だった。走りながら打って命中させるなど、解説のRenno氏にも「完全に強豪チームの戦い方」と言わしめるほど。ALIENWAREも最後の1両まで踏ん張ったが、背後にぴったりと付かれ、集中砲撃を受けあえなく撃沈。GALLERIAチームは全車両のHPを残したまま勝利した。

 2戦目ではALIENWAREチームがGALLERIAの車両を3枚落とし善戦するも、相手車両のリロードタイムをしっかり把握していたGALLERIAチームのヒットアンドアウェイが効き、やはりGALLERIAチームが勝利した。

 ALIENWAREチームが負けたことで、3位決定戦は期せずしてALIENWARE VS PREDATORと、映画の「エイリアンVSプレデター」を思い起こさせるマッチングとなった。

 GALLERIAチームの前にあえなく散ったALIENWAREだったが、対PREDATOR戦では足の速い軽戦車「Ru 251」が偵察としてうまく機能し、2戦とも1枚も落とすことなくPREDATORチームをノックアウトした。

 決勝は、新人声優の山下まみさんを擁するG-GEARと、ガルパン声優の吉岡麻耶さんを擁するGALLERIAという声優対決になった。

 ニコ生で「どちらが勝つか?」という投票を直前に行ったところ、G-GEARチームが28.5%、GALLERIAチームが71.5%とGALLERIA有利の予想。

 GALLERIAは前回同様に二方向から攻める体勢、対してG-GEARはマップ右下に固まり、穴熊的に守る体勢に。中盤では、車両数ではGALLERIAがリードしているのに総HPではG-GEARが多いという面白い展開に。GALLERIAは車両数こそあるものの、1枚当たりのHPがギリギリで1発もらったら死んでしまうためG-GEARの布陣を攻めあぐねる、という戦略と戦略がぶつかる戦いになっていた。

 お互い数字を減らしつつも終盤までそれぞれアドバンテージを維持し、「どちらが勝つのか!?」と観衆は固唾(かたず)を飲んで見守っていたが、最後は車両数でリードしていたGALLERIAが判定勝ちとなった。

 2戦目もGALLERIAは各方向に展開。対してG-GEARは街中心部の陣地に主力を送る作戦を取った。しかし、その動きをGALLERIAが察知したのか陣地を先に取ったのはGALLERIA。そのため中心部での撃ち合いとなったが、中心部では五分五分、そこに後ろから回り込んだGALLERIAの車両がG-GEARを挟み撃ちにしたため、G-GEARがそれに対応しきれずGALLERIAの勝利、すなわち連覇となった。

 優勝したGALLERIAチームのリーダーである富岡功氏は、「数ある推奨PCの中でも、これでどこのPCを買うべきなのか分かったのではないでしょうか」と満足げに語った。

 試合後、富岡氏は「単純に戦車選びの相性が良かっただけです。実力でいえば、G-GEARチームに相当やり込んでいる方がいましたね。吉岡さんとコスプレイヤーさんは華があるので呼びました。おっさんばかりのステージよりやっぱり女性もいたほうがお客さんも見てくれると思うので」と取材に応じてくれた。

 あまりに強かったのでeスポーツをお仕事にしているメンバーがいるのでは? とも聞いてみたが「そんなことはないです。普段はマーケティング部、人事部、法人営業部などにいるメンバーです。メンバーでの合わせもほとんどやっていませんし、本当経験より戦車選びですよ」とのこと。

 トーナメントの様子は、ニコニコ動画の有料会員ならニコニコ生放送のタイムシフト視聴できる。さらなる試合の詳細はそちらを見てみてほしい。

最終更新:9/22(木) 6:10

ITmedia PC USER

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

「水中に潜む本当の危機」
インドガリアルとキングコブラはインドの象徴ともいえる爬虫類ですが、水質汚汚濁のために存亡が危ぶまれています。環境保護者のロミュラスウィトカーがこの素晴らしい動物たちの貴重な映像をお見せして、彼らのそして私達の生活を支えている川の保全を訴えます。