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京都の百貨店、8月売上高5%減 猛暑で入店客落ち込む

京都新聞 9月22日(木)12時42分配信

 京都百貨店協会が21日発表した京都市内4百貨店の8月の総売上高は、前年同月に比べて5・0%減の174億円だった。猛暑で入店客数が減ったことが響き、主力の衣料品や食料品が伸び悩んだ。
 衣料品は8・9%減だった。一部の百貨店が夏のバーゲンを前倒ししたために需要が減ったことに加え、猛暑で長袖類が売れず消費額が下がった。
 化粧品は訪日客の購入がけん引して2・7%増となった。一方で、美術・宝石・貴金属は訪日客の消費額が落ち込んで8・7%減となり、「爆買い」といわれた一時の勢いが鈍っている。
 食料品は2・9%減。平均気温や最高気温が前年を上回った猛暑で入店客数が伸びず、全店で前年同月割れとなった。円高株安に伴う景気の頭打ちで「顧客が安価なスーパーに移っているのも一因」(百貨店幹部)との声も出ている。
 9月は10日までの総売上高が1・3%減。京都高島屋が和菓子売り場を10年ぶりに改装したほか、大丸京都店が新たな化粧品売り場を設けるなど各店は投資を活発化している。
 4百貨店は、大丸京都店、京都高島屋、藤井大丸、ジェイアール京都伊勢丹。京都伊勢丹は、JR大阪駅ビル内商業施設「ルクア1100」に入居している系列店舗の売上高を合算した。

最終更新:9月22日(木)12時42分

京都新聞