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早ければ3年後 三浦がDeNA監督になってハマスタに戻る日

日刊ゲンダイDIGITAL 9月22日(木)9時26分配信

「指導者という夢もありますけど、もっと勉強しないといけない。将来的には横浜に戻りたい」

 20日、DeNAの三浦大輔(42)が現役引退を電撃発表。記者会見で将来的な現場復帰についてこう答えた。

 プロ25年目の今季は0勝2敗。93年から23年連続で勝利を挙げてきたハマの番長は、16日の阪神戦で負け投手となり、引退を決断したという。

 15年に兼任コーチになって以降は、若手の指導にも積極的に関わってきた。身ぶり手ぶりでの技術指導もさることながら、井納は「投手としての立ち居振る舞いも含めて教えてもらった」と話すなど、投手としての心構えも惜しみなく伝授した。

「打たれることもあるが、一人で野球をやっているわけではない。しっかり準備してグラウンドに立つ責任を感じて忘れないでほしい」

 こう語った三浦は今後、いったんチームを離れるが、「次期監督としての立場は揺るぎない」と、横浜OBがこう続ける。

「功労者でファンに高い人気を誇る三浦は、球団から進退を一任されていた。今季、もしラミレス監督が5位や6位に低迷していたら、来季から『三浦監督』になってもおかしくなかった。それくらい球団内での三浦に対する評価は高い」

■契約でモメず敵を作らず

 横浜時代の98年優勝時の主要メンバーの「現在」を見ても、三浦の特別な立場がよくわかる。

 今も球団に残っているのは、三浦以外では進藤ヘッドコーチと、球団職員の鈴木尚、川村のみ。佐々木(04年に復帰)、谷繁、石井琢、村田、内川、相川、金城ら生え抜きが次々と他球団に流出する中で、三浦は横浜一筋の人生を送った。

「三浦はコツコツと172勝を積み重ねてきた。最高は98年と05年の12勝とはいえ、大きな故障はなく、年間100イニング以上投げたのは18シーズンに及ぶ。03年から6年契約を締結し、契約が終わる08年オフにFA権を行使して阪神移籍を検討するも残留し、3年契約を結んだ。佐々木、谷繁らとは違い、金や待遇でモメて出ていく選手を何人も見てきたが、そういう話も聞こえてこない。成績的には佐々木や谷繁のような派手さはないが、人柄が良いし、自ら敵をつくるようなことはしない。裏方、球団職員の面倒見も良く、慕われていたからね。着実に野球人生を歩んできたことが今の立場を築いたのだろう」(古株のOB)

 ラミレス監督は来年までの2年契約。球団には、三浦に1年の充電期間を与えたうえで、コーチとして指導者の経験を積み、監督就任に備えて欲しいという構想がある。ハマスタに戻ってくる日はそう遠くない。

最終更新:9月22日(木)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

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