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7人がぼうこうがん 富士の工場、化学物質原因か

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月22日(木)8時43分配信

 厚生労働省は21日、国内にある同一の化学工場で、7人がぼうこうがんを発症していたと発表した。



 ■がん発症工場は富士市の工場

 静岡新聞社の取材によると、従業員と退職者計7人のぼうこうがん発症が確認されたのは富士市の化学工場。厚生労働省は企業名などを公表していないが、企業は事実関係を認め、「発症者には今後、誠実に対応したい」としている。

 企業が発がん性物質「MOCA(モカ)」を取り扱っていたのは1969年から約40年間。モカは主にウレタンの硬化剤として使われ、工場内で製造されていたが、健康への影響から規制が厳しくなり、海外から安価に輸入されるようになったため、2009年からは取り扱っていない。

 ただ、今回判明した発症者の中には、モカの取り扱いに従事した経験がなかったり、相当年数の経過後に発症したケースもあったといい、モカが原因とは断定されていないという。企業の関係者は「厚労省の調査に引き続き協力したい。原因が早く解明されてほしい」と話した。

静岡新聞社

最終更新:9月22日(木)8時43分

@S[アットエス] by 静岡新聞