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<楽天>美馬気合が裏目 好投ふい

河北新報 9月22日(木)12時50分配信

 1球で流れを失った。東北楽天の先発美馬はスタンリッジと一歩も譲らぬ投手戦を演じながら、六回に危険球で退場。直後の失点が決勝点となり、11試合を残してシーズンの負け越しが決まった。

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 五回まで57球を投げ1安打無失点、5奪三振。今季3試合で防御率0.41と相性のいい敵地千葉で、右腕は抜群の投球を見せていた。「球数も少ないし、完投してもらおうかと思っていた」(梨田監督)ほどの出来が、六回に暗転した。

 1死二塁と初めて得点圏に走者を許した後の清田の打席。直前の攻撃で味方が先制機を逸し、「いつも以上に厳しく攻めよう」という気合が裏目に出た。初球、得意球のシュートが抜けて打者の頭を直撃。退場を命じられ、急きょ救援した2番手金刃が岡田に適時打を浴びて重い1点を失った。

 「あの場面までとても感じよく来ていたので、もったいなかった」と美馬。金刃は後続を断ち1失点で踏ん張ったが、「結果的にあの1点が決勝点。チームにも美馬にも、悪いことをした」と反省した。

 中盤まで攻守とも流れをつかみかけながら、思わぬ形で逃した白星。仁村ヘッドコーチは「ロッテは勢いがあるし、こっちはミスが多い」と、淡々と話した。(浦響子)

最終更新:9月22日(木)16時31分

河北新報