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ハリル監督を悩ませる 欧州組の低迷と手倉森コーチの再任

日刊ゲンダイDIGITAL 9月22日(木)9時26分配信

 さしずめ「ハリル心と秋の空」といったところか。10月のロシアW杯最終予選(6日・イラク戦、11日・オーストラリア戦)に向け、日本代表のハリルホジッチ監督は誰を代表に呼び、誰を主軸に据えるべきか、変わりやすい秋の空模様のように気持ちが千々に乱れているという。というのも、日本代表の骨子として全幅の信頼を寄せていた欧州組が、所属クラブで出場機会を失っているからである。

 たとえば日本代表の大黒柱・ミランMF本田圭佑(30)。今季セリエAで「4試合連続ベンチスタート」「試合出場は後半途中から1試合」。ドルトムントMF香川真司(27)、レスターFW岡崎慎司(30)も先発組から外れ、今季ゴールを決めているセルビアMF清武弘嗣(26)、マインツFW武藤嘉紀(24)にしても、レギュラー組にはカウントされていない。

 どんなに欧州で実績を残した選手でも、出場時間が少ないと試合勘が鈍り、どうしても試合でポカミスを犯してしまう。

 その典型例が、W杯最終予選タイ戦(6日=バンコク)での本田の大チョンボである。左サイドからFW浅野拓磨(21)が相手ゴール前に絶妙クロスを放り込み、フリーで待ち受けた本田がシュート態勢に入った。

 ところが、利き足の左足で「空振り!」。その直後、いつもはポーカーフェースの本田が、恥ずかしそうにニガ笑いを浮かべていたが、これこそが試合勘の欠如なのだ。

「欧州組を偏重してきたハリルだが、さすがに出番を失っている欧州組のパフォーマンス低下は無視できず、好調キープのJリーグ組にチャンスを与えるべきという考え方に傾きつつあるが、主力は欧州組のままか? それとも国内組に託すか? なかなか踏ん切りがつかずに悶々としている」(サッカー記者)

■手倉森監督のコーチ就任に激怒

 ハリルホジッチ監督は“別件”にも悩まされている。8日、リオ五輪で指揮を執った手倉森誠監督(48)の日本代表コーチ就任が内定したが、このことに指揮官は不快感をあらわにしたという。

「ハリルは手倉森コーチに対して『サッカー協会は、W杯予選中に成績不振を理由にオレのクビを切るつもりか? 後任としてコーチに復帰させたのか?』と激怒したと聞きます。しかし、国内組を選考する際、手倉森コーチの選手の力量を見抜く眼力、選手の個人情報の豊富さは頼りになる。このことも、実はハリルのイライラに拍車を掛けている」(前出の記者)

 かくしてハリルホジッチ監督の胸中は晴れたり曇ったり、時に風雨に見舞われている――。

最終更新:9月22日(木)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

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