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番長三浦の現役ラス投、DeNA全員18番でG倒

日刊スポーツ 9月22日(木)8時3分配信

 番長の花道を“全員18番”でド派手に飾る。DeNAは21日、横浜スタジアムでの今季最終戦で、全選手が三浦大輔投手(42)の背番号「18」をつけて試合に臨むと発表した。日程変更がなければ24日の巨人戦で、今季限りでの引退を発表した三浦が先発予定。チームが単独の背番号で試合に出るのは球団史上初となる。勝てば三浦の24年連続勝利となる。

【写真】本拠地最終戦のチケットを求め列を作るファンにアナウンスするDeNA三浦

 はなむけの1勝は全員「18」で心を1つにする。ハマの番長の引退登板。25年の功績に敬意を表し、球団が用意したのは監督、コーチ以外の全選手が三浦の背番号をつけるという、粋な演出だった。番長は「誰が誰だか分かんなくなるね」と笑いながら、「ありがたい。ずっと大事にしてきた番号だから」と感謝した。

 リーグ優勝、日本一を達成した98年から、19年にわたって背負ってきたエースナンバー。メジャーでは全球団共通の永久欠番「42」をつけるジャッキー・ロビンソン・デーがあるが、DeNAも「18」を「横浜ナンバー」と名付け、後継者が現れるまでの半永久欠番とした。「メジャーでは見たことあるけど、俺は初めてだから。スタンド(のファン)も18を着てくれたらうれしい」と笑ってみせた。

 愛されていると実感した。今季限りでの引退表明から一夜明け、メールや電話、LINE(ライン)が殺到。この日の全体練習を終えてロッカー室に戻ると、チームメートたちが前日の会見放送に見入っていた。「やめてくれよ」と照れながら、一緒に見た。今季三浦の登板試合で8打数無安打の主砲筒香は「次は打てるように頑張ります」と言ってきた。最後にウイニングボールを-。選手は同じ思いを共有している。

 雨天順延などがなければ、24日の巨人戦が最後のマウンドとなる。2位でのCS進出を狙える位置とあって、引退セレモニーとはいえガチンコ勝負だ。ラミレス監督は「5回を投げ勝ってもらいたい」と期待した。プロ野球新記録となる24年連続勝利へ。番長はスッキリした表情で「初回から全力でいきます」と約束した。【鎌田良美】

 ◆全員同じ背番号 西武が稲尾和久のメモリアルとして12年7月に2試合、稲尾の永久欠番24を全員着用した。14年3月10日のオープン戦では、プロ野球草創期に活躍した沢村栄治、西村幸生の生誕の地である三重で巨人が沢村の14番、阪神が西村の19番をつけてプレー。大リーグでは近代メジャー初の黒人選手ジャッキー・ロビンソン(ドジャース=47年4月15日デビュー)の背番号42が97年に全球団共通の永久欠番になり、毎年4月15日を「ジャッキー・ロビンソン・デー」として誰でも背番号42を着てプレーできる。

最終更新:9月23日(金)10時46分

日刊スポーツ

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