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【秋場所】3敗で稀勢の里「綱取り消滅」…弟弟子・高安に話題さらわれた

東スポWeb 9/22(木) 11:31配信

 大相撲秋場所11日目(21日、東京・両国国技館)、大関稀勢の里(30=田子ノ浦)は、大関豪栄道(30=境川)の渡し込みに屈して痛恨の3敗目。悲願の初優勝が絶望的になり、今場所での綱取りも事実上消滅した。豪栄道に主役の座を奪われるばかりか、気がつけば弟弟子の関脇高安(26)にも次の九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で話題をさらわれる可能性が高く、存在感は薄れる一方だ。

 取組後の支度部屋では何を問われても無言。今場所の初優勝と綱取りの望みを絶たれてショックを隠し切れない様子だった。横綱審議委員会の守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は「稀勢の里にはガッカリした。(横綱昇進は)今場所はない。横綱に推挙したかったんだけどね」と失望感をあらわにした。

 今後は九州場所まで綱取りが継続するかどうかが焦点。守屋委員長は「準優勝(優勝次点)なら次につながる」との認識を示し、審判部長の二所ノ関親方(59=元大関若嶋津)も「残りを勝つかどうかで違ってくる」と同調した。残り4日間を全勝すれば12勝となり“準V”の可能性は残されている。

 とはいえ、まだ両横綱との対戦を残しており、綱取りそのものが振り出しに戻ることもあり得る。さらに豪栄道が優勝すれば、来場所での横綱挑戦の「権利」は完全にライバルの手に渡る。

 ここにきて弟弟子の注目度が急上昇しているのも気になるところ。高安はこの日、横綱日馬富士(32=伊勢ヶ浜)を倒して9勝目。小結で11勝を挙げた先場所に続いて2桁白星をマークすれば、来場所は大関取り挑戦となる。今場所で2横綱2大関を撃破した勢いは本物。周囲の評価も「よく前に出ている。力が付いてきた」(二所ノ関親方)と高まっており、一気に兄弟子と番付で肩を並べる可能性もある。

 もちろん、稀勢の里にとっても高安の活躍は喜ばしいことに違いないが、自身の話題が薄れるのは寂しい話。せめて来場所に綱取りを持ち越して、意地を見せてほしいところだが…。

最終更新:9/22(木) 11:39

東スポWeb

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