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<国連安保理>シリア停戦継続図る 米露外相互いに非難

毎日新聞 9月22日(木)10時44分配信

 【ニューヨーク國枝すみれ、会川晴之】国連安全保障理事会は21日、停戦崩壊の危機にあるシリアの情勢を討議するため各国の首脳や米露外相が参加するハイレベル会合を開いた。

 ケリー米国務長官は19日にシリア北部のアレッポ近郊で、人道支援物資を積む国連機関などの車列が空爆を受け少なくとも12人が死亡した事件を強く非難。再発防止と停戦維持のため支援物資を運ぶ地域での航空機の飛行禁止を提案した。

 ラブロフ露外相は、事件の「徹底した公平な調査」実施を求めた。

 シリアでは米露主導により12日から一時停戦が発効した。しかし17日に米国主導の有志国連合による誤爆と見られる空爆でシリア政府軍60人以上が死亡。反発したシリア政府軍は19日に「停戦終了」を宣言した。米露は互いを非難しつつ、停戦継続を目指している。

 安保理会合では安倍晋三首相も参加し「とにかく停戦が重要」と訴えた。

最終更新:9月22日(木)10時44分

毎日新聞