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老後が堅実な「都道府県ランキング」トップ&ワースト10

ZUU online 9月22日(木)18時40分配信

「金融リテラシー」の現状を把握するために、金融広報中央委員会は2016年2月29日~3月17日にかけて、全国の18歳から79歳の個人2万5000人を対象にアンケート調査を実施した。調査は、家計管理や生活設計、金融知識など計8つの分野にわたっているが、ここでは都道府県別の集計結果から、「老後の生活資金」にかかるリテラシーについて見てみることにしたい。

■半数以上の人が定年後を気にしている

「次の費用のうち、あなたが今後必要になると意識しているものは、どれですか。あてはまるものをいくつでも選んでください」という設問に対し、「定年退職後の生活費」を挙げた人の割合は、どの各都道府県でも半数以上におよんでいる。そのうち、定年退職後の生活費について「必要額を認識している」人の割合、「資金計画を立てている」人の割合、さらに「資金を確保できている」人の割合それぞれをピックアップし、「資金計画を立てている」人の割合が高い都道府県から順にランキングした。老後のことをしっかり考えている「堅実な」都道府県はどこなのだろうか。なお、以下の数値についての単位はすべて%となっている。

      定年後 必要額 資金計画 資金を
      を意識 を認識   あり  確保済
1位 岡山県 57.5  51.4  43.0  33.2
2位 奈良県 62.7  56.1  42.8  34.1
3位 福井県 56.3  48.2  42.4  29.4
4位 熊本県 58.3  51.7  41.3  30.3
5位 香川県 56.6  50.5  39.3  30.8
6位 京都府 56.9  53.3  38.8  25.1
7位 山口県 57.5  48.4  37.9  28.6
8位 埼玉県 58.3  51.2  37.6  26.8
9位 北海道 54.7  49.5  37.5  23.8
10位 兵庫県 57.2  49.6  37.4  27.4

「資金計画を立てている」人の割合が最も高かったのは岡山県だ。同県では資金を確保済みの人の割合も、「定年退職後の生活費」を意識している人の約3分の1に達している。これに対し、5位の京都では、「資金計画を立てている」人の38.8%に対し、「資金を確保できている」人は約4分の1に過ぎなかった。

■「資金計画を立てている」人の割合ワースト10

       定年後 必要額 資金計画 資金を
       を意識 を認識 あり   確保済
47位 秋田県  56.1  40.3  27.7  24.4
46位 徳島県  55.9  43.5  28.2  24.7
45位 島根県  55.6  40.0  29.3  30.7
44位 三重県  57.3  41.7  30.9  27.5
43位 鹿児島県 60.5  49.0  31.1  23.0
42位 宮城県  56.9  44.5  31.2  20.5
41位 佐賀県  57.8  50.5  31.2  24.7
40位 大分県  55.2  41.7  32.3  22.0
39位 茨城県  57.8  47.3  33.0  27.4
38位 長野県  58.5  44.1  33.2  26.1

「資金計画を立てている」人の割合が最も低かったのは秋田県だ。同県では資金を確保済みの人の割合も、「定年退職後の生活費」を意識している人の4分の1に満たなかった。これに対し、45位の島根では、「資金計画を立てている」人は29.3%しかいなかったが、「資金を確保できている」人が30.7%にのぼっているのが目立つ。

■地方別にみた特徴

       定年後 必要額 資金計画 資金を
       を意識 を認識  あり  確保済
1位 北海道  54.7  49.5  37.5  23.8
2位 中国   56.4  50.4  37.0  30.3
3位 北陸   55.0  49.1  36.6  24.3
4位 近畿   56.3  50.3  36.1  26.8
5位 関東   57.0  50.2  36.0  26.5
6位 中部   57.1  47.9  35.0  25.8
7位 四国   53.3  47.2  34.6  27.5
8位 九州   57.1  48.8  34.2  25.2
9位 東北   59.3  47.6  33.5  22.4

「資金計画を立てている」人の割合が37.5%でトップの北海道地方なのだが、「資金を確保できている」人は23.8%と、最下位だった東北の22.4%よりもわずかに多い程度だった。一方2位の中国では「資金を確保できている」人が30.3%に達している。

■トップ3とワースト3の比較

調査結果をより詳しく見るために、「定年退職後」というキーワードに近いところで、「公的年金に関する次の項目のうち、知っているものはどれですか」という設問を取り上げてみた。「自分が加入している公的年金の種類」、「年金受給のために必要とされる加入期間」、「自分の年金の支給開始年齢」、「受け取れる金額」それぞれについて知っていると答えた人の割合を、トップ3とワースト3それぞれの都道府県について比較してみたが、いずれの県でも全国平均とあまり大きな差はなく、公的年金についての知識の平均像が浮き彫りにされた格好だ。

      年金の 加入 支給開 受取可
       種類 期間 始年齢 能金額
全国平均   63.5 44.6 36.6 45.2
1位 岡山県 64.0 45.2 36.3 43.3
2位 奈良県 64.5 44.6 37.7 45.7
3位 福井県 65.6 49.7 41.1 47.0

45位 島根県 68.1 38.5 33.3 45.2
46位 徳島県 65.8 50.0 34.9 44.7
47位 秋田県 65.6 42.0 40.6 48.6

(ZUU online 編集部)

最終更新:9月23日(金)14時0分

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