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利下げや豪ドル安が経済を支援=ロウ中銀新総裁

ロイター 9月22日(木)12時37分配信

[シドニー 22日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ新総裁は22日、議会の経済委員会に出席し、今年に入って実施した2回の利下げ、豪ドル安、コモディティー価格の落ち着きが経済を支援しているとし、楽観的な見解を示した。

ロウ氏が総裁として公式の場に出るのは初めて。

ロウ総裁は「金融政策の緩和が雇用と経済活動を下支え」しており、持続可能な成長と中期的なインフレ目標の見通しの改善につながっていると指摘した。

インフレ率は当面は低水準で推移するとした上で、労働市場の状況改善に伴い徐々に上昇していくとの見通しを示した。

また、「経済は全般的に、ここ100年以上で最大規模となった鉱業投資ブームの衰退に順調に適応している」と述べた。

オーストラリアの第2・四半期の実質国内総生産(GDP)は季節調整済みで前年比は3.3%増と、伸びが4年ぶりの大きさとなった。また8月の雇用統計によると、失業率は3年ぶりの低水準となった。

先物市場が織り込む、クリスマスまでに追加利下げが行われる確率は24%と、今週初めの30%超から低下。豪ドル<AUD=>の対米ドル相場はロウ総裁の発言を受けて一時、1豪ドル=0.7650米ドルと、ザラ場で9月9日以来の高値を付けた。

オーストラリア準備銀の総裁は年2回、議会の委員会に出席し、経済および金融政策に関する質疑に応じる。

最終更新:9月22日(木)12時45分

ロイター